総選挙・都議選の結果をふまえ、新しい国会、都議会に要求(公約)実現、建設不況打開・生活危機突破の大衆行動を成功させよう!
「小泉改革」への怒り、「政権交代」の声、自民直撃、民主歴史的大勝利
真夏の総選挙は8月30日に投・開票され、民主党が単独過半数(241議席)を大幅に上回る308議席を獲得し、自民党は歴史的惨敗で119議席に激減し1955年の結党以来初めて第1党の座を失い、15年ぶりに野党に転落しました。
総選挙の結果、民主党308議席、自民党119議席、公明党21議席、共産党9議席、社民党7議席、みんなの党5議席、国民新党3議席、新党日本1議席、新党大地1議席、無所属6議席となり、民主党中心の政権が誕生します。
民主党が自公政権批判の受皿に―「反構造改革的」な政策も掲げる
民主党は、もともと保守二大政党制をめざし、都市部や大企業の労働者を基盤とする急進的構造改革とマイルドな軍事大国化(国連中心主義)推進の党です。民主党は、小沢自由党と民自合併後の参院選(当時・小沢代表)で「国民の生活が第一」を掲げ、反構造改革、反軍事大国的な政策を掲げ、自民党との「対決戦術」に転換(変節)。
今回当選議員の多くは、9条「改正」、構造改革、消費税引き上げ、自衛隊のアフガン派遣のいずれも反対を公約に掲げている候補が多数を占めています。来年夏には参院選が控え、私たちの運動と国民世論の高揚で、構造改革路線にストップをかけ、雇用破壊と社会保障改悪に歯止めをかけ、建設不況打開への政治転換が期待できる、新しい政治的条件がうまれます。
同時に民主党の財源問題では、2つの聖域にメスが入ってない問題や高齢者医療制度廃止と医療保険の一元化、最低保障年金と消費税増税、子ども手当と所得控除廃止、農業所得補償と日米・自由貿易協定、税金のムダづかい根絶と衆院定数削減など、CO2の25%削減(90年年比25年まで)計画と高速道路段階的無料化、教員数の拡充(教員一人当たり生徒16.2人)と公務員の2割削減など、積極面と否定的な面(毒)の両面を含んでいるものも多く、私たちのこれからの運動とたたかいが重要になってきます。
完全失業率5.7%、有効求人倍率も0.42倍に下落、就業者数も18ヵ月連続減少
総務省の労働力調査による7月の完全失業率は前月より0.3%悪化の5.7%となり、統計開始(1953年4月)以来の最悪だった5.5%(2003年4月)を上回る過去最悪を更新しました。
失業率の上昇は6ヵ月連続で、有効求人倍率も0.42倍と3ヵ月連続で過去最低を更新し、求人倍率の低下は14ヵ月連続となり、雇用情勢は厳しさを増しています。完全失業者数は、9ヵ月連続で増加して359万人(前年同月比+103万人は過去最大)に達しました。7月の就業者数は、18ヵ月連続減少して前年比80万人減の5,444万人と依然として大幅な減少となっています。業種別では、製造業では昨年秋以降の「派遣切り」の増加などが影響し106万人減と過去最大の減少数を更新し、建設業の減少幅も依然と大きくなっています。これでは、個人消費が縮小して、住宅建設にお金が回らないだけでなく、本格的な景気回復は望めません。
生活保護基準との逆転改まらない最低賃金
東京都の地域最賃の改定は、現行を25円引き上げ、時給791円となりました。3年連続の20円台引き上げではありますが、厚労省が示している東京での一人世帯の生活保護水準826円にも届いていません。
東京土建一般労働組合 港支部 第55回大会
建設不況打開!仲間の仕事とくらしを守る頼りになる組合!1500人支部をめざそう!
7年連続での支部目標達成と2年連続の全分会目標達成に挑戦しよう!
(1) 秋の大運動の最重点課題である拡大月間は、全分会が足並みをそろえ、「支部目標達成・全分会達成」に全力をあげ、支部最高の峰の実現で、1500人への到達をめざします。
(2) 2009年秋の拡大月間で港支部は、本部目標(5%)の早期達成と、引き続く超過達成(月間6%と年間13%)に全力をあげ、1500人への到達をめざします。
◎9−10月の月間目標=1月当初人員の5%(支部目標72人)以上。
※全分会が5%目標を早期に達成させ、更に特別表彰6%(86人)にも挑戦。
◎年間目標=1月当初人員の13%を通過点に、年間15%に挑戦。
分会別目標 ( )内は、6%目標
芝 分会:8(9)人、麻 布分会:7(8)人、
白 金分会:6(8)人、新 橋分会:6(7)人、
事業所分会:31(37)人、大 島分会:2(3)人、 点 在:12(15)人、
月間節目標と統一行動日程(19日間)
第1次= 9月 8・9日(火・水)、
第2次= 9月15・16日(火・水)、
第3次= 9月24・25日(木・金)、
第4次= 9月28・29・30日(月・火・水)、
第5次=10月 8・9日(木・金)、
第6次=10月14・15日(水・木)、
第7次=10月19・20・21日(月・火・水)、
第8次=10月27・28・29日(火・水・木)、
要求をくみとる対話を第一に組合の存在を知らしめ月間の意義を訴えぬく
仲間に組合の存在意義や優位性を理解してもらい、組織と運動の強化で現状の厳しさを打開できることを正面から訴えて協力を引き出すようにします。組合の業務で経費削減や仕事斡旋など、家計や経営を守る、組合の存在と優位性を徹底させるようにします。仲間を増やす必要性を訴えましょう。
「明るく・楽しく・元気良く」そして「仲良く」を心がけ 仲間と家族同士の親睦交流を図るようにします。
9〜10月は東京都に対するハガキ要請行動にご協力ください
2010年度予算要求は、(1)医療費増嵩を見込む現行水準確保、(2)特定検診等の補助金増額とアスベスト健診補助制度創設です。国保運営が厳しい状況の中、組合員ひとり4枚1シートをやりきる運動とします。ハガキ要請運動は組合員一人一人が参加する大衆運動です。仲間の結集と協力がどれだけ広がったかが問われる、組織をあげた運動です。9月は「重点月間」として一気にハガキシートを集約し、10月は重点月間でもれた仲間から集約します。
入って安心!みんなで入ろう!どけん火災共済!
火災共済加入促進月間は9月から本番に入ります。43件の目標達成へむけ、「各分会7件・500口以上の分会目標」の取り組みをすすめ、9月中に目標の40%・17件到達をめざします。
木造は「年間3,000円で500万円の保障!」、
鉄筋・鉄骨は「年間1,500円で500万円の保障!」、
新加入者には、口座振替での加入を推進します。
(口座振替への変更に、クオカードを1枚プレゼント)
当面の集会や宣伝行動、学習会にご協力ください!
◆全建総連「建設不況打開・中央決起集会」
[と き]9月30日(水)午後1時開会
[ところ]社会文化会館
[参加要請]麻布・白金・新橋より各3人
◆憲法9条改悪反対「9の日宣伝・署名行動」
※「9の日宣伝・署名行動」は、雨天中止。
10月 9日(金)午後6時00分〜 大門交差点
◆消費税廃止各界連絡会の定例宣伝行動
[と き]9月24日(木)午後6時から1時間、
[ところ]JR田町駅三田口コンコース、
[参加要請]各分会3人
◆みなと・9条の会
[と き]10月3日(土)午後2時30分開会、
[ところ]区立麻布区民センター(先着10人まで)
◆みなと区民まつり
[と き]10月10・11日(土・日)、
[ところ]区立芝公園(子どもの広場)、
[参加要請]両日とも、各分会3人の指導員
[取組内容]モザイクタイルの工作教室
◆消費生活展
[と き]10月17・18日(土・日)、
[ところ]区立男女参画センター駐車場、
[参加要請]両日とも、各分会4人の組合員
[取組内容]包丁研ぎとまな板削りのサービス、
■じん肺・アスベスト キャラバン行動の取り組み
(1)関東出陣行動(対都・労働局要請)
[と き]10月2日(金) ⇒5日(月)午前10時、
[ところ]東京都庁前、
[参加要請]芝分会・3人
[内 容]午前:集会と都、議会各会派要請 午後:東京労働局要請
(2)じん肺キャラバン関東集会
(※集合は横浜地裁前、宣伝行動後に会場へ移動)
[と き]10月9日(金)午後1時、
[ところ]横浜情報文化センター
[参加要請]麻布分会・3人
(3)東京集結決起集会
[と き]10月15日(木)午後6時30分、
[ところ]全電通会館(千代田線・新お茶の水駅前)
[参加要請]白金分会と新橋分会から各2人
(4)じん肺キャラバン国会請願行動
[と き]10月16日(金)正午、
[ところ]日比谷公園霞門(丸ノ内線・霞ヶ関下車)、
[参加要請]芝・麻布・白金・新橋より各3人
(5)アスベスト被害根絶主要ターミナル宣伝行動
[と き]10月16日(金)午後6時00分〜
[ところ]品川駅(南部ブロック)
[参加要請]芝分会と麻布分会から各3人
◆派遣法の早期抜本改正を求める署名
労働者派遣法の抜本改正を求める署名にご協力ください。9月の群会議で署名を集めます。
◆第12回カレッジ祭(平和通り商店街イベントと共催)
[と き]10月25日(日)午前10時〜午後3時
[ところ]東京建築カレッジ会館と前の道路
[内 容]作品展示、子供工作教室、包丁とぎ、まな板販売、実習作品の販売、住宅相談、など、
◆経営セーフティーネット共済の加入促進
連鎖倒産からあなたの会社を守るための共済。9月中の加入には東京都からの助成金が受けられます。毎月の掛金(最高8万円)の4分の3を6か月分(6か月分で最高36万円)受給できます。
◆無料経営相談
9月28日(月)、10月29日(木)、11月25日(水)、いずれも午前10時より(要予約)。
経営分析にもとづく経営診断を11月17日(火)
◆前進座・秋の公演『或る「小倉日記」伝』の案内
松本清張生誕100周年を記念し、芥川賞受賞作の『或る「小倉日記」伝』の上演。
[ところ]前進座劇場、
[観劇日]10月12日(月・祝日)午後1時開演
[観劇料]3,400円(東京土建割引と支部援助を含む)
◆青年劇場・結の風らぷそでぃ
佐賀県唐津市の郊外を舞台に「食と農」を切り口にして人間のありように迫る社会派人情喜劇。
[観劇日]9月19日(土)午後6時30分開演、
[ところ]紀伊国屋サザンシアター、
[観劇料]4,000円(支部援助含む)
どけん共済会10周年のアンケート――回答者に抽選で記念品
「どけん共済」および共済会へ要望・意見などお寄せください。回答者に抽選で記念品(薄型液晶テレビや旅行券など)を贈呈します。(応募資格は組合員、締切り10月末日共済会必着)。
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