鳩山首相が辞任・・普天間・政治とカネ・暮らしと公約違反の連続
■鳩山首相は6月2日、「この職を引かせて頂く」と退陣しました。相次ぐ公約の裏切りで、国民の怒りと不信が渦巻き、内閣支持率が1割台に低落する中で、辞任に追い込まれました。昨年の総選挙で自公政権退場の国民的審判を受けて登場した鳩山内閣は、わずか8ヵ月(戦後5番目)の短命に終わりわりました。
■辞意表明の中で、「職を引いていただきたい」と小沢幹事長に迫り、道連れ辞任しました。
■辞任の要因として、沖縄・米普天間基地問題と政治とカネの問題に言及し、普天間問題では「日米の信頼関係を何としても維持させなくてならない」と日米同盟最優先の立場を繰り返し表明し、日米合意に基づく普天間基地の「名護市辺野古移設」は撤回しませんでした。「政治とカネ」の問題では、「クリーンな民主党を取り戻そう」などと述べるだけで、真相解明にはいっさい言及しませんでした。
新首相に管氏を指名・・現行憲法下30人目・・4日の衆参両院本会議
■菅氏は、米軍普天間基地問題では「日米合意は政府と政府、国と国との合意だ。踏まえていくのが、引き継いだ私の責任だ。」と述べ、沖縄県民や国民から強い批判のあがっている、沖縄県名護市辺野古への新基地建設と米軍訓練の全国への分散・拡大を盛り込んだ日米合意を実行していく姿勢を示しました。外交について「日米基軸」を強調し、政治とカネの問題では、「ひとつのけじめを鳩山総理がつけていただいた」などと述べ、疑惑解明にふたをする姿勢を示しました。■(4日の)首相指名を受けて、国会では、新首相の所信表明演説と衆参本会議での各党代表質問が予定されていますが、菅内閣の組閣が8日に延期されたことから首相の所信表明も11日にずれ込むことになります。■鳩山首相の辞任問題は、政権全体、民主党ぐるみで沖縄・米軍普天間基地、政治とカネ、暮らしとあらゆる問題で公約を破り、国民を裏切ってきた結果です。■菅新首相がどのような基本姿勢を示すかが焦点となります。■衆議院でわずか6時間の審議で強行採決という前代未聞のやり方で参議院に送付された郵政「改革」関連法案は、新内閣の下で参議院でも強行採決されることになれば、国民的批判を受けることは必至です。また、衆議院で審議中の労働者派遣法改定案や参議院で審議中の地球温暖化対策基本法など、重要法案の扱いが焦点となり、会期末を目前に2週間程度の会期延長が政権内で浮上しています。
国保組合のすべての補助金が「省内仕訳け」の対象に
◆厚労省の省内仕分けが5月31日に、国保組合の全ての補助金を対象の省内仕分けが実施されました。◆論点は、(1)医療費自己負担を無料にしている国保組合への補助が必要なのか、(2)医師、弁護士など所得の高い国保組合への補助が必要なのか、(3)特調、特対費は補助として必要なのか、(4)無資格者を多数加入させている国保組合があり、指導監督を強化すべきではないか、などです。◆有識者から「保険者機能を発揮させる、自主的な運営に委ねられるなら補助は必要ないのではないか」「所得の高い国保組合や入院全額償還を実施している国保組合には補助が必要ないのではないか」などの意見が出されました。◆判定結果は、「(国保組合への補助)事業は継続するが、更なる見直しが必要」となり、予算要求運動は早くも正念場を迎えました。
消費税増税を民主・自民・新党が選挙公約に
■民主党、自民党や新党が、そろって消費税増税と法人税減税を参院選の選挙公約に盛り込もうとしています。民主、自民など各党が消費税増税に頼るのは、大企業・大資産家優遇税制と軍事費の「2つの聖域」にメスを入れられないからです。消費税増税は、消費を冷え込ませ不況をいっそう深刻にします。参議院選では、消費税増税の動きに厳しい審判を下すことが必要です。
春の拡大月間の結果と「6〜8月組織課題」
(1)春の拡大月間の結果
月間成果は50人!8年連続での支部目標達成!
大島・事業所・新橋・白金・芝が目標を超過達成!
大島分会と事業分会が6%到達目標を達成!
建設職人の「命の綱」土建国保を守るためにも数は力です。8年連続での春の月間目標達成を確信に、建設労働者・職人、親方、中小事業主と家族の「いのちとくらし」、「仕事と生活」を守るため、引き続き奮闘しましょう。
1月現勢の回復には至りませんが、6月当初支部現勢は1383人となります。拡大運動に、昼夜を分かたぬ奮闘いただいたすべての組合員・家族の皆さん、役員の皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。
支部目標は、8年連続での達成となりましたが、成果1人にとどまった分会を残したことは、今後の教訓にしなければなりません。また、年間拡大率で4.64%(目標は6%到達)にとどまり、大きな課題を残しました。
(2)年間実増めざす≪6〜8月≫の目標設定
春の拡大月間の結果を受けて、年間拡大13%達成と支部の実増、全分会の実増、組織確立強化に向けて、6〜8月を年間拡大の第3節・夏の拡大と位置づけ、(1)目標1.5%・芝・麻布・白金・新橋の各分会目標は各2人、事業所・直属・大島分会で13人の拡大目標とし、年間到達目標は7.5%として、組織拡大をすすめます。(2)春の拡大月間で加入に至らなかった未加入者に対し、継続した働きかけ、業務案内やイベント案内を行います。(3)とりわけ組合内外の事業所に対する訪問行動を役員と書記局行動として実施します。
支部として統一行動日の設定はしませんが、各分会での到達に応じて、組合員訪問行動や現場訪問・宣伝行動などに取り組むことにします。
(3)組合員訪問を定期的に取り組もう
分会は、毎月の集中行動日を設定し、組合員訪問行動に取り組みます。訪問対象は、「春の月間中に加入した新加入組合員」「月間中の行動で会えなかった組織内事業所」「組合費が未納だった仲間」など、分会ごとに課題に応じた設定で対話の材料などを準備して取り組みましょう。
特に8月は秋の拡大の準備月間となります。事前の組合員訪問・事業所訪問を準備活動に位置づけ、早めの対象者掘り起こしを進めます。
チョウチンデモにご参加ください!
参院選公示前の6月16日に提灯デモを、地域の共同の取り組みとして開催します。過去最高規模の参加者を確保し、集会内容やデモのアピールも工夫し、地域から世論を高め、私たちの要求を参院選の争点に押し上げる取り組みとして、大きく成功させます。
[と き]6月16日(水)午後7時00分集合 7時20分出発、
[ところ]笄公園(西麻布3−12−1)、
[参加要請]各分会20人以上の組合員・家族
[加入資格適正化]が土建国保を守るために避けられない課題に
全国建設工事業国保の不適正加入(異業種、適用除外逃れ)が報道されて以降、加入資格の適正化は、国保組合全体の問題となりました。
加入資格は補助金(給付や返還)と連動し、「不適正加入」が問題になれば、国保組合の信頼や要求の正当性、さらには存在意義そのものにも影響しかねません。秋の都の指導検査、会計検査院の実地検査などを考慮し、全ての国保組合加入者を対象に「就業実態調査(加入適正化)」に取り組みます。土建国保を守るためには避けて通れない課題です。東京土建の力を集中し、組合員の理解と合意を広げながら推進します。
7.7全建総連予算要求中央総決起大会・東京都連対都要請行動
午前・午後の1日行動。暑さ対策を忘れずに!
(1)東京都連対都行動(午前中の行動)
[と き]7月7日(水)午前10時00分開会、
[ところ]東京都第二庁舎前
[参加要請]各分会7人
(2)全建総連中央決起大会(午後の行動)
[と き]7月7日(水)午前12時30分開会
[ところ]日比谷野外音楽堂
※港支部(南部→西部→東部→江東)は会場外待機、デモは早めに出発します。
基本要求項目(全建総連)
1.国民医療への公費助成を拡充すること。
2.医療保険の見直しに当たっては、後期高齢者医療制度を廃止し、保険者のあり方について、組合方式による保険者機能の充実を適正に評価したものとすること。
3.医療保険制度は被用者保険と国民健康保険とすること。国民健康保険の管理・運営の主体は、公営国保と国保組合とし、建設国保を育成・強化すること。
4.国保組合の国庫補助は必要額を確保すること。
(1)定率補助、普通調整補助については、現行通りの補助率を維持すること。
(2)2011(平成23)年度予算の概算要求において、国保組合に対する特別助成は必要額を確保すること。
1)特別調整補助金については、現行通り229.5億円を確保すること。
2)特別対策費補助金について、国保組合の保険者機能を発揮するために、医療費適正化・適用の適正化分について現行水準の補助を確保し、特定健診・保健指導の体制整備分について増額すること。
3)国保組合が行ったがん検診に対して、自治体検診並みの補助を行うこと。
(3)高額医療費共同事業への補助金を増額すること。
(4)少子化対策として出産育児一時金、同補助金を増額すること。
(5)事務費負担金は、一般財源による手当がないことを十分に考慮し、増額すること。
(6)特定健診・保健指導への補助単価を引き上げること。 |
当面の集会や宣伝行動、組合員へのお知らせコーナー!
◆首都圏建設アスベスト提訴2周年行動
[と き]8月3日(火)午後2時開会
[ところ]関内ホール(JR「関内」駅北口下車徒歩6分)
[参加要請]各分会2人(原告・家族は別途)
◆区内有効団体の取組みにご協力ください
(1)働く仲間のみなと9条の会 9の日宣伝・署名行動 ※「9の日宣伝・署名行動」は、雨天中止。
[と き]7月9日(金) ・田町駅三田口、
[要 請]各分会3人、午後6時〜、
(2)港原水協の宣伝行動
[と き]6月14日(月)・田町駅芝浦口、
7月15日(木)・浜松町北口、
[要 請]各分会3人、両日ともに午後6時〜、
(3)港各界連、消費税をなくす会などの宣伝行動
6月の定例宣伝行動は、参議院選挙の争点に押し上げるためにも、地域の諸団体との共同宣伝として、規模も内容も充実させて取組みます。
[と き]6月23日(水)・田町駅三田口、
7月23日(金)・田町駅三田口、
[要 請]各分会3人、両日ともに午後6時〜、
◆経営センターの取りくみ――無料経営相談
6月23日(水)午前10時〜正午まで、
事前予約が必要、
◆ハムの斡旋
お中元用の丸大ハムの特別価格での斡旋です。申し込み締め切りは7月30日。案内チラシ参照。
◆プロ野球ナイター「特別割引チケット」の案内
―豪華ホテルのディナーを楽しみながら観戦―
東京ドームの日本ハム戦ナイトゲーム。
詳細は、チラシを参照。
(1)福寿会「夏の交流会」の開催
[と き]7月4日(日)午後6時集合
[ところ]辰金(港区芝1-1-1)、
[参加要請]福寿会の会員とその配偶者
[参加費]3,000円/1人、
3)「ビアパーティー」
[と き]7月16日(金)午後7時〜2時間、
[ところ]東京プリンスホテル ガーデンアイランド、
[参加要請]組合員(20歳代〜40歳代)とその家族
[参加費]組合員・家族ともに1人2,000円、
[締切り]7月9日(金)必着でお願いします。
◆主婦の会の「ジャム作り」≪参加費無料≫
[と き]7月24日(土)午前11時集合、
[ところ]東京土建みなと会館5階、
[参加要請]主婦の会会員とその家族、
子育て世代(20歳代〜40歳代)の組合員と家族、 |