東京土建 港支部

■群会議の話題≪第111号≫　［2012年7月6日］

生活打撃する「消費税増税法案」の参院採決阻止を

◆消費税率が引き上げられるかどうかは、今後、参議院での審議の行方にかかってきています。◆法案が成立すると、消費税率は、２年後の2014年４月から８％に、その翌年の2015年10月からは10％に引き上げられます。◆消費税は、竹下登内閣の時（1989年）に導入され、橋本龍太郎内閣の時（1997年）に税率が３％から５％に引き上げられました。今回、増税されれば、17年ぶりの大増税となり、わたしたちの家計を圧迫します。◆消費税については、政府は、その時々で、「財政健全化」「福祉目的税」などの目的をかかげてきましたが、消費税は所得税や法人税などを減収した分の「穴埋め」に使われてきており、竹下政権時は、消費税による増収分6.6兆円に対して、所得税・法人税などの減収分が9.2兆円と、差し引きマイナス2.6兆円。橋本政権時は、税率引き上げによる消費税などの増収4.8兆円に対して、所得税・個人住民税の減収分4.8兆円で、プラスマイナス０円となり、消費税率を引き上げても、国の税収は増えていません。デフレスパウラルの中での増税の根拠は全く不明です。◆景気の先行きが不透明で、賃金アップも期待できない時に、消費税率を引き上げれば、消費が一層冷え込み、国内経済が回って行かないことはあきらかです。消費税増税法案は国民本位の政策とは言えません。◆また、消費税分を転嫁できない中小企業は、現在でも消費税の納付に四苦八苦しています。消費税率を引き上げて、廃業・転業・倒産に追い込まれる業者も出て来ると思われます。◆テレビ朝日の最新の世論調査（6/30〜7/1）では、消費税率を２段階に引き上げることに、消費税増税法案を「支持しない」が48％と、「支持する」の41％を上回っています。◆消費税増税法案が参議院で採決されないよう、また、採決されても増税が実行されないよう、消費税増税反対の声をあげていきましょう。

「建設アスベスト訴訟」９月の東京地裁判決勝利めざす

◆健康被害をうけた東京土建などの組合員と遺族が、国と製造企業に謝罪と賠償、すべての被害者の救済と健康被害の根絶をもとめて、たたかっている「首都圏建設アスベスト訴訟」では、横浜地裁で、原告全面敗訴の「不当判決」（5/25）が下されました。判決直後の大手マスコミによる「命の大切さ無視」（毎日新聞）、「命の大切さどこに」（朝日新聞）の報道からも力を得て、横浜原告全員が６月８日に東京高裁に控訴しました。◆横浜に先駆けて提訴した東京地裁の判決は９月26日に予定されています。◆組合では、東京地裁の判決が、被害者側にたった判決になることを求め、「公正判決を求める署名」活動に取り組んでいます。◆東京地裁に提訴した原告団の中に、現場でアスベストを吸ったことから発病し亡くなった、港支部の元組合員のご遺族も加わっています。署名活動や原告支援に、組合員とご家族のご支援・ご協力をお願いします。

国保予算要求のための「ハガキ要請行動」にご協力ください

　東京土建国保は、組合員が納める保険料と、国と都からの補助金で運営されています。土建国保の安定運営のためには、歳入の約45％を占める補助金の獲得が必要です。組合では、毎年７月から12月にかけて、厚生労働省、財務省、東京都への「ハガキ要請行動」に取り組んでいます。「ハガキ要請行動」は、組合員であれば誰でも参加できる運動です。「組合員一人・４枚１シート」の記入を目標に取り組みます。
　７月から８月にかけて、厚生労働省の保険局長・審議官・国保課長・国保課長補佐あての「ハガキ要請行動」に取り組みます。
　（１）目標をやりきる構えを分会段階でつくり、（２）集約（とりまとめ）と点検の体制を確立し、未記入者への呼びかけを強め、（３）事業所群、直属組合員、青年・子育て世代への働きかけで、「ハガキ要請行動」を成功させていきましょう。

健康診断＜特定健診＞を受けましょう！
契約外の健診機関でもの受診にも補助が出ます

　今年度は、厚生労働省の「参酌（さんしゃく）標準目標５カ年計画」の５年目にあたり、目標の達成状況によっては、加算減算（ペナルティー）の対象となります。具体的な加算減算の方法は検討されている段階ですが、最低でも同じ国保組合の中で平均以上の達成率にする必要があります。
　そのため特定健診と特定保健指導のとりくみでは、現在の達成率に10％を上乗せした目標を全支部でやりきり、その上で年次目標（特定健診は対象者の70％、特定保健指導は指導対象者の45％）達成をめざすことになります。　港支部の10％上乗せ目標（受診者数）は、みなと分会で受診者205人（対象456人）、事業所分会で受診者204人（対象473人）、大島分会で受診者22人（対象48人）、直属組合員54人（対象168人）です。
　東京土建国保の被保険者は、契約医療機関（「土建国保ガイド」や東京土建国保のホームページに掲載）で受診すれば、無料で受診できます。
　また、契約外医療機関で受診した場合でも、「特定検診」の必須項目をすべて受診し、「健康診査（契約外）補助金申請書」「健康診査受診券」「個人名宛の領収書のコピー」「健診結果票のコピー」を添えて、申請すれば、補助（特定健診の項目のみで5,000円、特定健診の項目と胸部レントゲン写真で7,000円）が支給されますので、ぜひ受診ください。

としまえんでプールと
ＢＢＱを楽しもう会のご案内

　後継者対策部・事業所対策委員会・主婦の会の共催で、「豊島園でプールとバーベキューを楽しもう会」を開催します。
　仲間やご家族でお気軽にご参加下さい。
［と　き］８月25日(土)ＢＢＱは午後４時〜６時
［ところ］豊島園
［集合時間］
【プール券付き】午前10時正面ゲート前集合
（入場券、プール券、乗り物券、バーベキュー券を）
【バーベキュー】午後３時30分正面ゲート前集合（入場券とバーベキュー券）
［参加対象］20歳代から50歳代の組合員と家族、主婦の会会員と配偶者
［参加費］大人（中学生以上）3,000円、小学生以下無料

ミュージカル「ピーターパン」のご案内

　ＡＫＢ48の仁藤萌乃さん、佐藤すみれさんも出演するミュージカル「ピーターパン」（７月20日〜８月１日）を組合員特別価格で案内します。会場は、東京国際フォーラム（有楽町）です。
　お問い合わせは港支部事務所まで。

当面の集会や宣伝行動、学習会にご協力下さい！

（１）諸行動等
１）さようなら原発１０万人集会
［と　き］７月16日(月・祝)正午集合　
　12：30　オープニングコンサート
　13：00〜14：00　メイン集会
　13：30　パレード（土建は新宿中央公園コース）
［ところ］代々木公園（メイン会場は「市民団体」が入るため、東京土建は、サッカー場の外に集結）
［参加要請］支部40人（６月に要請済み）

２）７．２９脱原発国会大包囲行動
［と　き］７月29日（日）午後３時30分開始、デモ出発＝午後４時30分、
［ところ］日比谷公園中幸門（日比谷公会堂裏）
［内　容］集会終了後に国会に向けてのデモ行進を行い、午後７時から国会包囲・集会（キャンドルを持っての包囲）
［参加要請］各分会から10人（１号動員）
３）港各界連、消費税をなくす会、港社保協との共催による宣伝行動
◆消費税増税の動きが緊迫していることから、今月は24日の定例宣伝に加え、次の宣伝行動にも参加します。
［と　き］７月20日(金)午後６時〜、
［ところ］田町駅芝浦口　※雨天決行
［要　請］各分会12人
◆24日を中心とする定例宣伝行動　※雨天中止
　７月行動　24日(火)午後６時〜、新橋駅ＳＬ口
　８月行動　24日(金)午後６時〜、浜松町駅北口［参加要請］各分会12人のご協力をお願します。
４）働く仲間のみなと９条の会と核兵器の廃絶めざす港原水協の共同宣伝行動　※雨天中止
　８月行動　９日(月)午後６時〜、田町駅三田口
　９月行動　10日(月)午後６時〜、浜松町駅北口
［参加要請］各分会12人の参加をお願します。
５）建設アスベスト訴訟の署名宣伝行動
　９月26日の東京地裁判決日に向けて、署名宣伝行動に取り組みます。　※雨天中止
　７月行動　27日(金)午後６時〜、田町駅三田口
　８月行動　27日(月)午後６時〜、田町駅三田口
［参加要請］各分会12人の参加をお願します。
※上記、区内共闘・友好団体との協働の宣伝・署名行動は、主婦の会にも個別に参加要請をしていきます。

知って・知らせて・得するお知らせコーナー

◆無料法律相談
　毎月第３水曜日を中心に、港支部の顧問弁護士「鶴見祐策」弁護士による無料法律相談会を開催します。相談を希望する組合員は、事前に電話連絡などで、予約をお願いします。
◆「社会保険未加入問題」説明会
［と　き］７月27日(金)２回の開催です。
　（１）午前10時開会、（２）午後１時30分開会
［ところ］東京土建みなと会館３階会議室
［対　象］組合内外の事業所、その他希望者、

ご協力をお願いします

■建設アスベスト訴訟「公正判決要請署名」
　９月26日の東京地裁判決で、被害者側に立った判決が下されるよう求める署名にご協力下さい。
●「2012年原水爆禁止世界大会」署名・カンパ
「核兵器全面禁止のアピール署名」と代表派遣にむけたカンパ袋（群に１部）を配布します。分会・群でのご協力をお願いします。
◆「大和ハウス工業パワハラ訴訟　公正な判決を求める署名」

◆７月26日(木)は全支部の書記決起集会へ参加のため、事務所を一日閉めさせていただきます。
◆８月13日(月)〜15日(水)は夏期休暇で事務所を閉めさせていただきます。ご理解・ご協力をお願いいたします。