群会議の話題

■群会議の話題≪第115号≫ [2012年12月10日]

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建設アスベスト訴訟・東京地裁判決勝利!

国の責任明確に認める画期的判決

写真◆2008年5月の提訴以来、組合が署名活動などで支援をしてきた『首都圏建設アスベスト訴訟』の判決が12月5日に東京地裁で言い渡されました。◆建設現場で建材に含まれたアスベスト(石綿)にさらされ、肺がんや中皮腫など、深刻な健康被害を受けた首都圏の建設労働者(東京土建の仲間も含む)や遺族337人が、国と建材メーカー42社(クボタ、ニチアスなど)を相手に謝罪と賠償などを求めてきた訴訟です。◆始関正光(しせきまさみつ)裁判長は、「国は1972年(昭和47年)頃にはアスベストが重篤(じゅうとく)な疾患を発症させる危険性を認識しており、遅くとも1981年(昭和56年)時点でマスク着用の規制を強化すべきだった」として国の責任を認め、原告170人について総額10億6,394万円の賠償を国に命じました。◆一方、(当時、屋外での石綿粉じんの危険性についての知見がなかったとして)屋外のみで作業していた人や、(国に責任があるとした起点となる)1981年以前に働いていた人、(国の規制の対象となる労働安全衛生法上での労働者にあたらないとして)個人事業主(一人親方)や零細事業主など150人の請求は棄却しました。◆また、「どこのメーカーのどの製品が被害の原因になったのかを特定できない」などとして、石綿建材メーカーの賠償責任を認めませんでしたが、「メーカーが何の責任も負わなくていいのかとの疑問がある」「立法府(国会)と行政当局が補償のあり方について真剣な検討するよう望む」との異例の"コメント"をつけ、メーカーを「断罪」し、国会や国に対応を促しました。◆今回の判決は、半数近くの原告について賠償が認められないなど不十分の点がありますが、最大のアスベスト被害を出している建設現場における国の責任(『規制権限の不行使』)を初めて認めた画期的な判決となりました。◆判決翌日の新聞各紙は、「労働者の生命・健康に配慮した司法判断。国などはさらなる救済策や安全対策の一層の強化が課題となりそうだ」(日経)、「現在、石綿の健康被害に対する補償は、労災保険と石綿健康被害救済法があるが、不十分だとの声は強い。国やメーカー、建設業者は新たな救済策を早急に検討すべきだ」(読売)、「原告側は、建材メーカーや元請けゼネコンが加わり、患者への賠償基金を作るよう国に求めている。それぞれの当事者は判決の指摘を重く受け止めるべきだろう」(朝日)など、原告の主張を後押しする論説を掲載しています。◆今回の訴訟の対象となる患者308人のうち199人が亡くなっており、2008年の提訴後だけで59人が死亡しています。原告患者は「命あるうちの解決」を求めています。判決で、国の責任が明確となり、メーカーが断罪された以上、国とメーカーは早急に、謝罪と賠償、すべての被害者の完全救済とアスベスト被害の根絶のための取り組みを行うべきです。

来年度の国保予算確保のために
財務省へのハガキ要請行動にご協力を

●東京土建国保は、みなさんの保険料と補助金(国と都)で運営されています。国保の安定運営のためには、歳入の約45%を占める補助金の獲得が必要です。●組合員とご家族のみなさんの声をうけて、厚生労働省は、来年度の「国保組合補助」として3,260億4千万円を財務省へ概算要求しました。国の予算案のもとになる財務省案が12月に作成されます。●厚労省の要求額が財務省案で削られることなく満額確保されるよう、組合では11月から12月にかけて「財務省へのハガキ要請行動」に取り組んでいます。●今月が取り組みの最終月です。「一人・1シート4枚記入」のご協力をお願いします。

 

1月増勢に向けた「年末拡大」を成功させよう!

●1月増勢をめざし、11月〜12月は、脱退の抑制・防止とともに、「年末拡大(1.5%拡大)」(目標19人=みなと分会6人、事業所分会12人、大島分会1人)に取り組んでいます。●11月に入り、社会保険加入対策で新島の事業所で5人・既存事業所2社での11月1日付雇用日加入で2人・職人とのつながりを希望して事業主1人が加入したことで(大島分会5人、事業所分会3人)、11月の定例登録では、12月1日付現勢を1,265人(今年1月現勢比+25人)としています。12月に入ってからも、社会保険対策を中心に加入問い合わせも増えてきており、拡大の可能性が広がっています。●一方、現在報告があがっている脱退予定者数は、12月1日付脱退・1月1日付脱退あわせて29人となっており、実際の脱退者はこれ以上に増えることも見込まれます。12月は、年末の未納・滞納一掃と脱退防止のとりくみと結び、全分会で拡大行動に取り組み、1月増勢を果たすことにします。

「社会保険加入対策は組合へ」を引き続き広めよう!

●11月1日からはじまった建設業許可申請時(新規申請、更新新規)の加入状況確認(雇用保険、厚生年金保険、健康保険)と加入指導や、「施工体制台帳」への確認欄の追加で、対応に悩んでいる仲間はまだたくさんいます。●東京土建港支部は、労災保険と雇用保険の手続きの代行をすることができる労働保険事務組合の認可(昭和44年4月1日労働大臣認可)を得ています。また、厚生年金保険の適用手続きも代行しています。「健保適用除外」の手続きをすることで、東京土建国保に加入したまま「厚生年金保険」に加入することができるのも東京土建のメリットです。◆悩んでいる仲間がいたら、「まずは港支部にご相談を」と呼びかけましょう。

税務署等から文書が来たら、まずは組合へ連絡を

●個人事業所得が290万を超えた場合は個人事業税の課税対象(290万円を超えた分に5%)となることなどから、「事業者性」の判断があいまいな人(確定申告に「収支内訳書」を添付していないなど)に対して、都税事務所が「お尋ね文書」を出し、事業者性の調査をしています。●都は「手間請のみの従事者や文書回答が無いとの理由だけでは課税しない」と回答していますが、安易に回答すると、個人事業者とみなされてしまう可能性があります。●都税事務所からの文書も含め税金関係の書類が届いたら、文書への回答をする前に必ず支部事務所にご相談ください。

当面の集会宣伝行動、学習会にご協力下さい

1)「さようなら原発世界大集会」
「原子力安全・福島閣僚会議」(12月15日〜17日、郡山市)に合わせ、「さようなら原発世界大集会」(呼びかけ団体:「さようなら原発一千万署名 市民の会」「首都圏反原発連合」)が開催されます。
[と き]12月15日(土)午後1時開会、
     午後2時30分パレード出発予定
[ところ]日比谷野外音楽堂 
     土建本部の旗のもとに集合してください
本部の旗は、開場前の時間は、日比谷野音の入口周辺にいますが、12時以降は野外音楽堂内に入ります。
[パレード]日比谷公園⇒内幸町⇒有楽町駅周辺⇒内幸町⇒日比谷公園(周回コース)
※寒い季節での約3kmのパレードですので、健康な仲間の参加をお願いします。
[参加要請]みなと分会5人
2)港各界連、消費税をなくす会、港社保協の共同宣伝行動 ※雨天中止
12月行動:25日(火)午後6時〜、田町駅三田口、
1月行動:24日(木)午後6時〜、浜松町駅北口、[参加要請]分会12人の協力をお願いします
3)「建設人九条の会」学習会
全国の建設関係者を結集する「建設人・九
条の会」の学習会が開催されます。
[と き]1月23日(水) 午後6時〜午後8時
[ところ]けんせつプラザ東京
[講 師]渡辺治一橋大学名誉教授
[参加要請]みなと分会3人
4)2013東京春闘決起集会
[と き]1月30日(水)
午後6時30分集合、6時45分開会
[ところ]中野ゼロホール
[参加要請]みなと分会15人
知って・知らせて・トクする
お知らせコーナー〜ご活用ください

1)どけん火災共済・加入者プレゼント継続
これから火災の多くなる時期です。「秋の共済月間」で実施していた「新加入者へのクオカード(500円)プレゼント」が12月末まで継続されます。この機会にどけん火災共済に加入を。
2)有志による恒例の年末「もちつき」
[と き]12月16日(日)午前9時〜
[ところ]東京土建みなと会館
※当日は衆院選・都知事選の投票日です。「期日前投票」も含めて投票後に参加ください。
3)源泉徴収・年末調整個別相談 ※要予約
[と き]12月20日(木)、21日(水)、
両日とも午後2時〜午後4時
[ところ] 東京土建みなと会館
4)前進座友の会総会と新春公演
前進座劇場でのファイナル公演となります。正月らしい華やかな舞台をお楽しみください。 
[とき]2013年1月5日(土)午後3時30分
[ところ]前進座劇場
[演 目]三人吉三巴白波
[観劇料] 3,500円(支部補助を含む)
※観劇後、友の会総会と懇親会、参加費:2,000円
5)2013港支部旗びらき(新春のつどい)
[とき]2013年1月18日(金)
午後6時開場、午後6時30分開会
[ところ]乃木会館
[会費]組合員・家族3,000円(小学生以下無料)、
6)住宅省エネ施工技術講習会
2020年の省エネ義務化にむけて国交省が推進する講習会(大工・断熱材施工従事者対象)が東京土建本部会館で開催されます。定員は40名程度。
[と き]2013年2月7日(木)
     午前9時30分〜5時(受付は9時から)
[ところ]けんせつプラザ東京
[受講料]1,000円(テキスト代、修了証発行代) 
7)第37回伝統建築技術見学会
今回は、国の重要文化財『岩科学校』(伊豆・松崎町)、江川家住宅(代官屋敷)などを見学します。
[と き]2013年2月17日(日)〜18日(月)
[宿泊先]小松ビューホテル(堂ヶ島温泉)
[参加費]3万円(参加者負担)、定員30人
[締め切り]2月10日(定員になり次第締め切り)

出会いのきっかけに〜「婚活イベント」開催
今年1月のイベントでは、当日に10組のカップルが誕生しました。出会いのキッカケづくりに、参加呼びかけを行います。詳細は別途ご案内。
[と き]1月27日(日)午後6時開会(予定)
[ところ]新宿区内で会場を選定中
[対 象]30〜40歳代までの組合員(独身男女)、組合員の家族で20〜40歳代までの独身女性
[参加費]男性2,000円、女性1,000円
      ※お問い合わせは支部事務所までお気軽に

署名へのご協力を(12月中の取り組み)
署名用紙を配布しますのでご協力をお願いします。
(1)薬害イレッサ訴訟
「最高裁公正判決を求める署名」………群2枚
(2)東京社保協
「生活程基準引き下げに反対する署名」………群1枚

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