ミャンマー国軍クーデター 日本政府は一刻も早く対応を
民主的に成立した国民民主連盟（ＮＬＤ）政権に対し、２月１日のミャンマー国軍のクーデター以来、抗議する国民に殺傷兵器を向け弾圧をいっそう強めています。国軍に対する抗議行動は全土に広がり、圧倒的多数の国民の意思が表れています。国連安保理は「女性、青年、子どもを含む平和的な抗議参加者に対する暴力を強く抗議する」と声明を発表し、ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）も事態解決に向けて「法の支配、民主主義、人権尊重の遵守と全当事者が参加する平和的解決を」と表明しています。
ミャンマー国軍は3月下旬には全土で100人以上の市民を殺害、人権団体「政治犯支援協会」（AAPP）によると、弾圧による死者は10日時点で計701人となったと報じています。
民主的に成立した政権を軍事クーデターで倒すことは現代の国際社会では断じて容認できません。
国軍の総司令官であり、今回のクーデターの責任者であるミン・アウン・フライン氏は安倍晋三前首相と２回、菅義偉首相とは官房長官時代に会談するなど、現自民党政権はミャンマー軍事政権に太いパイプを持っており、軍事政権に対し殺戮の停止と民主政治への回帰を促すことが求められています。
国交省 偽装一人親方問題に切り込む
社会保険加入や長時間労働規制などの回避を目的に、実質的に雇用関係にある技能者を一人親方として扱う「偽装一人親方」が一定数存在することを踏まえ、国交省は実態調査などの対策を整理しました。
建設業の一人親方問題に関する検討会・中間とりまとめ 主な特徴点
◆下請指導ガイドラインの見直し
技能者を偽装一人親方として働かせている企業を、下請企業に「選定しない取り扱いとすべき」と明記。
◆適正と考えられる一人親方の定義
①請け負った仕事を自らの責任で完成できる技術力と責任感を持ち、現場作業に従事する個人事業主
②実務経験年数10年程度以上
③建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）レベル３相当以上の技量の両方が必要
◆目安に届かない技能者（一人親方）
適切に雇用契約を締結し社保加入など法令を順守する重要性を強調
◆具体策（対策）
①働き方の自己診断チェックリスト案の作成。現場入場する際に活用し、適切な指導につなげる
②一人親方の社保加入を促すリーフレットの改定
◆適正な一人親方への処遇改善策
必要な経費を含めた労務賃金が支払われるよう下請を指導
４月～５月は春の組織拡大行動にご協力を
 組合の仲間を増やす｢春の拡大月間」がいよいよ始まりました！
春の組合員拡大月間では、コロナ禍に悩む仲間の暮らしと仕事の状況をつかみ、一時支給金の活用、「働き方改革」に対応する経営のあり方を組合内に周知していきます。
また、昨年コロナ禍から誰一人取り残さない立場で仲間に声をかけ、持続化給付金などの周知で多くの仲間を助けてきた組合の意義を、さらに広く周知し、困った時こそ組合の活用を訴えていきます。事業所については雇用労働者だけでなく、外注先の暮らしと経営を守るためにも組合の活用を訴え、組合内事業主による下請け・外注先紹介を進めていきます。
春の拡大月間の目標は3.5％・44人(みなと分会：８人、事業所分会：34人、大島分会２人)を基本目標とし月間終了後に6.0％・76人到達、１月現勢の0.5％（1,262人）以上の増勢をめざしていきます。
新規採用による事業所分会での拡大が進み、20人、４月９日現在で20人(拡大率1.59％)の成果となっています。
コロナ禍での困難と不透明な先行きだからこそ、組合が大きく強くなることが必要です。
◆当面する拡大行動の日程
①みなと分会
当面下記の日程で訪問や電話かけなどを行います。みなと分会の皆さんは、午後6時30分に東京土建みなと会館に集合してください。
４月14日（水）、21日（水）、27日（火）
②事業所分会
支部四役、常任執行委員を中心に、下記日程で組合内事業所訪問活動を実施します。昼間の取り組みになりますので、参加役員は前日までに時間調整の連絡を支部事務所まで入れて下さい。
４月14日（水）、21日（水）、27日（火）
③大島分会
分会役員を中心に行動を計画・設定し、支部事務所にご連絡ください。
◆春の拡大月間打ち上げ
感染拡大防止のため、今月間は行いません。
第44回住宅デー6月13日（日）開催予定
第44回住宅デーは地域に「東京土建」をどのように見せていくかをテーマに、三密を回避しながらコロナ相談会とセットで開催するなどこの状況下での地域貢献を踏まえて検討を進めていきます。コロナ禍での開催可否は5月執行委員会で確認していきます。
知って知らせて得する組合員へのお知らせコーナー
◆コロナ禍で急変した仲間にむけて困りごとに対する支援策を案内し対話を重ねよう
２度目の宣言が出され、飲食店には新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金の交付が決まりましたが、飲食にまつわる職種からも、経営難に対し補償を求める声が相次ぎ、「一時支援金」が創設され３月８日から申請を受付けています。
「一時支援金」は、飲食店の新築・改修等の工事を請け負う建設事業者も給付対象（法人60万円・個人30万円）となります。オンライン限定の申請ですが、添付書類が大幅に緩和され（７年間要保存）、手続きしやすくなっています。
◆アスベスト法改正及び産廃処理説明会（仮称）
石綿障害予防規則及び大気汚染防止法の改正を受けて、現場でのアスベスト対策強化が求められています。法改正の概要について本部学習が開催されます。
［日時］４月26日（月）午後１時半～
［場所］東京土建みなと会館３階（支部からＺＯＯＭ参加となります）
［内容］①石綿障害予防規則及び大気汚染防止法の改正
②アスベスト産廃処理の概要と石綿含有建材（レベル３）を扱う処理施設の紹介
「東京エコファクトリー」（メジャーヴィーナス・ジャパン(株) 江東区新木場4-2-21）
担当者より施設・契約について説明
［参加］解体業従事者、リフォーム従事者（リカコ）、労働・仕事対策の役員・書記等（参加費無料）
※学習会なので本部動員手当等はありません。
◆前進座創立90周年記念・５月国立劇場公演「茶壷」「たが屋の金太」
［統一観劇日］ ５月16日（日） 午後の部・午後５時30分開演（上演約２時間10分）
［会場］ 半蔵門国立劇場（千代田区隼町４－１ 半蔵門線＜半蔵門駅＞６番出口徒歩５分）
［観劇料金］ 組合員・家族１人につき3,000円（組合補助などで6,000円ＯＦＦ！）
［申込方法］ お申込みは東京土建港支部までご連絡下さい。
当面の集会や宣伝行動、学習会にご協力下さい！
◆麻布米軍ヘリ基地撤去集会
［日時］４月17日（土）午後２時開会
［会場］東京土建みなと会館３階
［参加］希望する組合員・家族（２号動員）
◆総がかり１９日行動
［日時］４月19日（月）午後６時30分開会
［会場］衆議院第２議員会館前
［対象］支部３人（２号動員）
◆支部主催新役員学習会
［日時］４月28日（水）午後７時～９時
［会場］港勤労福祉会館第一洋室
［参加要請］支部四役、常任執行委員、
執行委員（待遇を含む）、会計監査、
群長・群会計、書記局（職員を含む）
［講師］清水謙一さん（元東京土建書記次長）
［内容］綱領に基づく東京土建の役割と役員の任務
◆第９２回メーデー
今年は現地（代々木公園）とオンラインの同時に開催します。現地は常任執行委員中心の参加とし、中心は支部事務所でライブ配信とします。
［日時］５月１日（土）午前10時開場、10時30分配信開始、11時より式典
［会場］東京土建みなと会館３階会議室
［参加］希望する組合員・家族（２号動員）
◆平和といのちと人権を！５.３憲法大行動
［日時］５月３日（月・祝）午後１時30分～
［場所］国会議事堂正門前
［対象]支部３人（１号動員、清水）
◆国民平和大行進
①出発式
［日時］５月６日（木）正午集合
［場所］江東区立深川公園（門前仲町駅徒歩５分）
［対象］支部３人（１号動員）
［行程］深川公園～日比谷公会堂付近
②港区での行進
［日時］５月７日（金）午前９時開会
［場所］港区立芝公園
［対象］希望する組合員・家族
［行程］港区立芝公園～品川区新馬場駅付近
◆港区労連・港春闘共闘主催なんでも相談
［日時］５月17日（月）、19日（水）で調整中
［共催］東京合同法律事務所 |
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