群会議の話題

■群会議の話題≪第221号≫ [2021年9月10]

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秋の組織拡大月間スローガン 決まる

全分会達成、年間実増をめざすべく、仲間と意識を共有化し能動的に率先して行動しよう

●秋の月間、新たに8人の仲間を組合に迎える
 秋の組織拡大月間は、第67回定期大会の確認に基づき、秋の拡大月間の基本目標は2021年1月現勢(1,255人)比3.5%(44人)を月間目標としつつ、年間実増を勝ち取るために0.5%上乗せ(7人)を目指し、年間12.0%到達を追求していきます。
 8月25日から開始した秋の月間では、9月10日現在で6社8人の新規採用による加入となっています。
●秋の月間、新たに8人の仲間を組合に迎える
 9日月夜、みなと分会は組合員に対する電話かけ行動を実施しました。
 持続化給付金などの申請と受給など、組合を介することで要求を勝ち得た仲間を、秋の拡大運動の担い手として、役員と共に運動の前線に立たせる試みとして、この間の電話かけ行動で組合に給付制度の存在を教えられ、組合が申請をサポートしたことで給付金受給に結びついた仲間に、「今度はあなたが声をかけて」と呼び掛けてきたことで、組合活動をしたことがない仲間7人の参加がありました。
 みなと会館の3階会議室を主会場として、密集を避けるために4階会議室を開放。電話で「コロナ禍でこまっていませんか」の声を35人の組合員に伝える中で、「仕事がなくて苦しい」といった窮状を聞き取り、国や都の支援制度案内につなげることができました。

●秋の月間キャンペーンを開始します
 10月31日までの間、組合未加入の建設関連で働く仲間を組合に紹介してくれた組合員を対象に、抽選で賞品をプレゼントするキャンペーンを始めます。電動自転車や任天堂スイッチ、防災用品などが当たります!

賃金・雇用の悩み ご相談ください

 この間組合内事業所から、「社員がコロナに感染した」「家族とともに濃厚接触者になった」など、コロナ感染に関わり、「休業補償は?」「賃金はどうしたらいい?」「仕事に来なくなった」など賃金や雇用の問題が組合に寄せられています。そもそも就業規則がなく取り決めがない事例や、時間外・休日労働に関する協定届(いわゆる36協定)が出されていない事業所もあり、経営と営業の実態に即した就業規則など働くルールの作成・見直しが必要なケースが散見されます。
 残業の上限規制、有給休暇の消化義務など「働き方改革」に対応した経営と雇用のルール作りは、労働者の権利拡充と会社の経営を守るうえで、絶対に必要です。労働者と経営者が同居する組合である東京土建は、社内の公正なルール作りを進める立場で、顧問社会保険労務士を活用した就業規則作成をサポートしています。
 ご相談は東京土建まで!

先月お送りしたハガキ用紙、まだお手元に残ってませんか?

東京都補助、コロナ禍、オリパラへの負担増の中で減額も

●厚労省、国保組合予算35.9億円増で要求
 8月末日に厚労省が財務省に提出する2022年度の概算要求額は、過去最大の33兆9,450億円で、2021年度当初予算と比べ8,070億円、2.4%の増での要求となりました。私たちに関わる国保組合関係予算は総額で2,768.0億円となり、2021年度予算比で35.9億円増の到達を築きました。これは皆さんが書いた「厚労省予算要求ハガキ」の積み上げがもたらした成果であり、ハガキを書いた組合員・家族の皆さんに改めて感謝申し上げます。
 私たちの要請に基づく厚労省の概算要求を財務省で査定減額されないよう、地元国会議員訪問で補助金現行水準確保への理解・協力を求め、さらに10月・11月の財務省向けはがき要請に全力で取り組みます。
●コロナとオリパラの負担増で東京都補助金確保に暗雲、ハガキ運動の強化が必要です
 オリパラ東京大会に係る関連経費の合計額は国が1兆3,059億円、都が1兆4,519億円、それに無観客開催になったことによる900億円のチケット収入の赤字を含め、返金などの経費も入れると2,000億円に膨れるとされる追加負担があるとされています。財政赤字に対し、公益財団法人である組織委員会の基本財産はわずか3億円(国と都が折半出捐)であり、国と都の負担についてこれから協議が始まります。
 コロナ対策費の負担も合わせ、財政がかつてない厳しい状況にある中、東京都は国保都費補助金などの政策的経費について、新たに実績が目標を下回る事業について10%を限度とするマイナスシーリングをかけることを発表しました。
 例年に増して厳しい基準が示されたことで、先月提起した東京都の補助金確保に向けたハガキ要請運動の強化が必要です。
 組織人数の400%集約を目指した東京都宛て要請ハガキ行動は、9月8日現在で80.4%となり、目標から大きく遅れています。「組織拡大をすすめるうえでの国保業務拡充」「社会保障制度拡充」の視点から改めて土建国保に加入していない仲間にもご協力をお願いします。お手元に要請ハガキ用紙が残っている皆さん、文例を参照して1シート4枚のはがきに要求文等をご記入頂き、9月22日(水)までに組合に届け出てください。ご協力をお願い致します。

組合の要求を総選挙投票行動に活かそう

 菅首相が政権を投げ出し、コロナに苦しむ経済と国民生活の課題をよそに、与党では次期の総裁・首相就任を巡って権力闘争が繰り広げられています。このお家騒動により、衆議院総選挙は11月に行われる模様です。
 東京土建は仲間の要求実現と組合運動を前進させるために、衆議院総選挙の要求項目を整理し、すべての仲間に周知しつつ、組合員の思想信条の自由と政党支持・政治活動の自由を守りながら、仲間への投票行動を呼びかけます。

◎総選挙に向けた私たちの要求

@格差と貧困をなくし、雇用の安定と働くルールの確立。最低賃金を生活できる賃金への大幅に引き上げ全国一律の最低賃金時給1,500円の実現。同時に中小零細企業への支援策を一体的に推進し拡充していく。公契約条例制定自治体を増やし都段階での法整備を推進していく。「雇用によらない働き方」の拡大阻止。ジョブ型雇用による成果主義に移行する働き方の阻止、転換。
A建設従事者の権利確立と処遇改善、人が育ち魅力ある建設産業への民主的転換。現場の安全確保を徹底し、長時間労働をなくし、労働者の権利を守ること。建設技能者の大量育成に力を注ぐこと。アスベスト建材製造企業の責任を追及し早期の補償基金創設と調査・除去費用助成制度を。
B地域中小建設業者により一層官公需が回る仕組みづくりを強め、住宅改善への助成事業を普及すること。自然災害対応を早急に強め、減災防災のまちづくり・住まいづくりを促進すること。国内産材の利活用と安定的供給、価格高騰解消に向けたウッドショック対策を。
C憲法で保障された社会保障制度への転換。自然増分の大幅削減に反対し、医療・介護・保育・生活保護・年金などの社会保障を国の責任で拡充する。さらに公衆衛生・教育・予算の拡充と、最低年金保障制度の創設を
D消費税5%への減税と、中小零細業者の営業を直撃するインボイス制度の即時撤回。大企業優遇税制の抜本的是正と、富裕層・多国籍企業への応能負担を。マイナンバー制度とデジタル化推進による監視国家への警鐘と、社会保障の対価サービス化に反対
Eコロナ対策に便乗した改憲策動の阻止。人権抑制の緊急事態条項創設・9条改憲阻止。
F地球温暖化対策、CO2排出量の大幅削減、原発再稼働反対、石炭火力発電廃止、再生可能エネルギーへの転換で原発ゼロの実現。
G核兵器廃絶、核兵器禁止条約の批准。沖縄辺野古新基地建設反対。横田基地へのオスプレイ配備反対。土地利用規制法や共謀罪法など人権・自由・団体行動を監視・制約する法制度の廃止・撤廃。
H感染症対策、コロナ対策の抜本的拡充。PCR検査の大幅拡充と体制の整備。医療従事者が安心して働ける賃金・労働条件の確保。医療機関への経営支援策拡充。自粛と補償を一体とした中小企業支援策の拡充。雇調の特例措置の延長。

知って知らせて得する組合員へお知らせコーナー

◆引き続き月次支援金相談会を開催します

●申請相談日
[日時]9月16日(木)、10月19日(火)いずれも午前10時〜午前12時、午後1時〜午後4時
[会場]東京土建港支部みなと会館2階  [定員]15人(相談は1名あたり1時間)
[必要なもの]電話相談時に個別対応
●登録確認期間による事前確認日
[日時]9月27日(月)、10月(日程未定)いずれも午後1時〜午後4時(3時間)
[会場]東京土建港支部みなと会館2階 [定員]9人(1人あたり20分)
[登録確認機関]新大和税理士法人 担当税理士

今月の請願署名・アンケートのお願い

いずれも9月22日までに支部事務所へご提出ください

●消費税5%への引き下げを求める請願署名
 コロナ禍で逼迫する経済を回復させる手立てとして、諸外国でも行われている消費税の税率引き下げを求めます。
●適格請求書等保存方式の中止を求める請願署名
 今年10月から始まろうとしているインボイス(適格請求書)方式導入は、零細な事業者に消費税課税を求め、その経営と暮らしを破壊することにつながります。

当面の集会宣伝行動学習会にご協力下さい!

●コロナ対策により行動提起の変更もありますので、参加にあたっては確認をお願いします。
●高齢者・基礎疾患者・熱や体調不良がある方の参加は控えてください。
●参加は各自慎重にご判断いただき、マスク着用など予防対策の徹底をお願いします。

◆憲法学習集会「憲法を生かすということ」
[日時]9月14日(火)午後7時〜午後9時
[場所]東京土建みなと会館(WEB会場)
[要請]分会5人(2号動員)
◆総がかり19日行動
[日時]9月19日(日)午後2時〜[会場]国会正門前
[対象要請]支部3人(1号動員)
◆第2回消費税インボイス学習会(事業主向け)
[日時]9月14日(火)(変更)⇒9月24日(金)午後7時〜午後9時
[会場]東京土建港支部みなと会館3階(WEB会場)
[講師]小倉秀夫税理士
[対象]法人・個人事業主を対象
◆都民連主催「都議会開会日行動」
[日時]9月28日(火)午前12時15分〜午後1時 [場所]都庁第一庁舎前地上歩道
[参加要請]支部2人(1号動員)
◆改定最賃周知宣伝
[日時]10月1日(金)午後6時〜
[場所]JR田町駅三田口 [要請]分会5人
◆核兵器廃絶・核兵器禁止条約推進宣伝・署名行動
[日時]10月9日(土)午前11時〜12時
[場所]JR田町駅芝浦口 [要請]分会5人
◆建設アスベスト訴訟 東京2陣 第1回期日行動
[日時]10月7日(木)午後1時〜午後5時
[場所]東京高裁前→被告企業社前
[参加]支部2人
◆いのちを守る〜医療・社会保障を立て直せ!10・14総行動
[日時]10月14日(木)午後1時〜(集合12時45分)
[場所]日比谷野外音楽堂
[参加要請]支部3人(1号動員)

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