機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ2008年4月10日号

第54回定期大会

  1500人支部早期実現で、仕事とくらし守ることを確認

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新執行部を代表し決意表明する林新委員長

港支部の第54回定期大会を4月13日に機械工具会館6階ホール(港区三田)で行いました。大会には64人が参加、来賓に、きたしろ勝彦都議、大塚たかあき都議、海江田万里前衆議院議員をはじめ11人にご出席いただきました。
 昨年、わたしたちは、組合員拡大での四冠(春・秋・年間・実増)を5年連続で達成し、秋に支部史上最高の1399人の現勢(組合員数)を実現しました。今大会では、その力に確信を持ち、軍事大国化や格差拡大の流れを変え、1500人支部の早期実現を目指し、また、港・千代田・中央の都心3区における東京土建の代表として、国民的要求の実現に向け、たたかっていくことを確認しました。
 今年度の支部四役には、次の人が選出されました。委員長に林一男さん。副委員長に、石井正さん、北川静夫さん、鈴木功さん、園部滋さん、堀部忠次さん。書記長に小川均さん。書記次長に軍司有紀乃さん、御﨑誠人さん。
 支部・分会の新役員の抱負の言葉は本紙次号でご紹介します。

〈地域の話題〉

麻布に基地はいらない

写真1968年(昭和43年)から始まった「麻布米軍ヘリ基地撤去集会」は、この4月18日でちょうど40回目を迎えました。
 六本木トンネル開通と同時に始まった青山公園の不法占拠問題では、昨年4月、日米合同委員会で、基地の一部(4、700平方メートル)を日本側に返還することで合意しました。
 東京都はこれを「臨時ヘリポート用地の代替地」とみなし、公園用地返還要求は取下げる、と報じられています。同時に都は、このヘリポートを緊急時及び災害時に共同で使用できるよう米軍側と協議をすすめ、この4月から、伊豆諸島からの救急患者搬送のため救急ヘリの着陸場所として運用を開始しています。
 都は、引き続き基地の撤去を申し入れていくとしていますが、港区や私たちは、こうした動きについて、基地の恒久化につながるため反対をしています。
 代替地「返還」とはいえ、不法占拠されている土地を400平方メートルも上回る土地の返還をかちとったことは、長年にわたる私たちの運動の大きな成果です。
 さて、港区は今年2月、基地周辺の騒音等の被害について、都と連携し騒音の観測場所や手法などを検討していくことを明らかにしました。今まで調査を怠ってきたことは問題ですが、行政が動き出したことは前進です。
 私たちは、子ども達が安心して遊べる公園を一日も早く取り戻し、基地全体がなくなるまで運動を皆さんと一緒にすすめていきたいと考えています。
〈麻布米軍ヘリ基地撤去実行委員会事務局 宮内 鶴代〉

 

経済同友会終身幹事・品川正治さん迎え、

講演会開催

チラシ

港支部の林委員長が代表世話人の一人となっている「働く仲間のみなと九条の会」では、きたる5月14日(水)に三田の専売ホールにて、品川正治さん(経済同友会終身幹事。財団法人国際開発センター会長。元日本火災海上保険会長)を講師に迎え「みなと講演と交流の夕べ」を開催します。
 旧制第三高等学校在学中の1944年(昭和19年)に召集され、中国で従軍した品川さんは、戦闘中に被弾し、弾の破片は今も体内に残っています。復員後、日本国憲法の平和主義に感動した品川さんは全国各地で、護憲の立場での講演活動を精力的に行っています。
 参加希望の人は、港支部までお問い合わせください。

 

 

 

 

 

寄稿

  四国道後温泉と金毘羅宮の旅

【西村清・麻布分会・設備】

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旅行参加の皆さん(右から横田哲一さん、
横田清美さん、小野悦子さん、西村智子さん、
市川正子さん、市川俊一さん)

麻布分会の有志4名、市川俊一、横田哲一、小野健三、西村は、日頃から家庭内外でのストレスがたまり不満を持っている奥方を連れ、3月22日から24日まで2泊3日の四国旅行へ行ってきました。
 1日目は、新幹線で福山まで行き、観光バスで本州と四国を結ぶ「しまなみ街道」を通り、道後温泉に泊まるコースです。
 バスの車中で偶然にも、港支部の会計監査等でお世話になっている須沢税理士ご夫妻に会い、驚きました。「土建に縁があるんだなあ」と、つくづく思いました。以後の行動もご一緒しました。
 2日目は、四万十川遊覧と足摺温泉に泊まり、3日目は、途中でリタイアした人もいましたが、八百何段かの石段をやっとの思いで登り、金毘羅様をお参りしました。
 仲間と和気藹々(わきあいあい)と語り、また飲みながらの楽しい親睦の旅でした。
 麻布分会の皆さん、次回はぜひ一緒に行きましょう。

寄稿・本部大会に参加して

  【三井田昭男常任執行委員・白金分会・大工】

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三井田昭男さん

去る3月16、17日と、熱海で東京土建の第61回定期大会が開催され、支部から代議員、特別代議員として13人が参加しました。
 初日は告坂書記長による議案提案や07年度決算・08年度予算案などの提案が行われました。会に先立って、坂内三夫全労連議長をはじめとするご来賓のあいさつがありましたが、一様に「労働組合の組織率は依然低下しているが、組合員拡大を成功させ、諸運動を前進させている東京土建の奮闘に学びたい」と述べられていました。今年は例年以上に来賓の数が多かったようで、労働組合関係者が私たち東京土建に寄せる関心の高さを知りました。
 大会2日目は、午前中に分科会、午後からは全体会となりました。私は、組織部の分科会に参加しましたが、組合員拡大の課題や後期高齢者医療制度の問題などで活発な議論がされました。
 午後の全体会では、各分科会の報告、議案・予算案の採択が行われ、新役員体制では、木下勝三郎さんが退任し、巻田幸正さん(小金井国分寺支部・石工)が新たに中央執行委員長に選出されました。

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