銀座をデモ行進する港支部の仲間
7月10日、東京都庁第二庁舎前にて、全建総連東京都連合会による「7・10全都建設労働者対都要請行動」が行われました。建設国保組合への現行水準予算の確保と建設従事者の仕事と就労確保を求めて大勢の仲間が集まり、港支部からも35人が参加しました。
午後は、日比谷野外音楽堂に移動し、全建総連による「7・10中央決起集会」に参加しました。50県連・組合より7500人が集まり、 「まもれ!仕事生活」 「建設国保育成・強化」のプラカードを掲げ、銀座をデモ行進しました。
参加者の声
苦しい現状 訴えてほしい
横山清忠さん(大工)
若い人が建設の仕事に入らなくなったと最近よく耳にします。何年かかけて仕事を覚えても、収入は良くならず、はたまた仕事はあるのかないのかの心配をし、工期は無理を言われ、代金は削られる。これじゃ、なり手がないのも無理なはなしだと私は思います。
苦しい私たちの現状をどんどんスピーカーで訴えてくれれば、参加者も真剣に聞くはずです。集会に来ても何も聞いていない仲間がいたのが残念でした。組織のためではなく、身近で親身な組合にしたいです。
港支部は、6月21日(日)、第32回の住宅デーを区内4会場で取り組みました。
早朝から雨が降りましたが、各分会とも雨対策を万全にして会場づくりを行い、催しものにも工夫をこらしました。
来場者数は前回に比べて減ったものの、住宅相談も11件ありました。
初参加の仲間も
芝分会
芝分会は、芝浦のリーブラで開催しました。組合員全員が雨に濡れながら、テント張り等会場設営をしてお客様を待ちました。雨の中という悪条件にも関わらず、来場者26人。包丁研ぎ36本、まな板削り6枚。アートタイル16枚。住宅相談は2件ありました。
花や野菜、プランター、ヤクルトはほぼ完売でした。今年は住宅相談に杉山さんが、アートタイルと野菜販売に川村さん夫妻が初参加され、とても良かったと思いました。来年の住宅デーには今年以上の来場者が来るよう良いアイデアを出し、頑張ることを誓いました。
【芝・造園・戸田義生】
大道芸に会場わく
麻布分会
今年も朝から大雨の中、組合員全員、ずぶぬれになりながら、テント張りから始まり、10時にオープン、雨足はいっこうにやむ様子がなく、包丁研ぎ、野菜販売は早くからお客さんが来てくれてよく売れました。
今年は麻布十兵衛の大道芸「バナナのたたき売り」「ガマの油」の実演で大いに盛り上げてもらいました。
【麻布・石工・小野健三】
子供たちも大喜びの楽しいイベントに
6月28日、後継者対策部・青年部共催で埼玉県大宮の鉄道博物館見学ツアーを開催。参加した組合員と家族は34人、うち15人は子供たちとあって、にぎやかな催しとなりました。
鉄道博物館は、秋葉原にあった交通博物館を引き継ぎつつ、全国から新たに歴史的鉄道資産を集めた人気のスポットです。
入館したらまず昼食。電気機関車を模した駅弁に子供たちは大興奮。出井後継者対策部長と山田青年部長から新幹線のおもちゃをプレゼントされると「どうもありがとう」と笑顔でお礼を言う姿が見られました。
食後は各々巨大鉄道模型ジオラマの観覧や、運転体験シミュレーター、新幹線を模ったミニシャトル乗車などを楽しみました。目玉は転車台に乗せられた蒸気機関車C57。館内いっぱいに汽笛を響かせるC57を乗せ、転車台が一回転する様は圧巻でした。
参加者からは「お弁当もおいしく、子供たちも大喜び!」「お土産までいただき大変喜んでいた」などの感想や、「現地集合・解散で参加しやすい」「くだもの狩り」「他の博物館や消防署体験」「地引網」など、イベントへのいろいろなアイデアが寄せられました。