機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ2010年04月10日号

第56回支部定期大会開く

 

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4月11日(日)港支部第56回定期大会を建設プラザ東京(東京土建本部会館)で開催し、代議員56人、評議員13人、主婦の会5人が参加しました。
 来賓として本部と南部ブロックほか地域団体、海江田万里元衆議院議員など12人の方が出席されました。また、港区長の武井雅昭さんをはじめ、東京土建国保組合、各支部よりお祝いのメッセージや電報が寄せられました。
 今年度の大会は「政権交代による新しい政治での国民要求の実現を展望し、建設不況・生活危機打開に全力をあげ、仲間の仕事とくらしを守り、強く大きな東京土建をめざし1500人の港支部を実現させよう」をスローガンに開催されました。拡大運動7年連続支部・3期連続での全分会目標の達成を確信に建設不況打開、医療保険一元化反対、組織拡大に全力投球し、参院選議選で勝利をめざすことが確認されました。参加した代議員からも「分会役員の後継者づくり」に対しての質問や「大島事務所の早期完成を願う」など、質問や要望が出されました。
 新年度の支部運動方針、予算案も満場一致で採択され、新執行部を選出し、園部滋副委員長の「団結ガンバロー」で閉会しました。

 

仲間の仕事と健康、手を取り合って―執行委員長あいさつ

 

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一昨年前のリーマンショック以来、景気は良くなったとテレビ等で報道されていますが、まだまだ私たちの仕事は苦しい状況です。
 景気も世の中も変えてほしいという願いから政権交代がなされましたが、これを推し進めてきたはずの朝日新聞からいわれのない建設国保への攻撃が始まりました。私たちは何を言われても建設産業で働いている自負とそれを証明できるものを持っていただきたいと思います。映画「いのちの山河」をご覧になった方も多いと思いますが、医療費無料を打ち出した岩手県沢内村のように、国民皆保険の中で医療費は誰もが無料であってほしいと思います。
 今年度も組合員・家族の健康と仕事、生活が守られるように手を取り合って頑張っていきたいと存じます。
【執行委員長・堀部忠次】

 

後期高齢者医療制度反対で大規模集会開く

 

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4月3日、後期高齢者医療制度はいますぐ廃止!安心の医療実現!4・3集会IN東京」を明治公園で1万人を集めて行い、港支部からも31人が参加しました。
 民主党中心の連立政権は、後期高齢者医療制度の廃止を「即時廃止」でなく、「4年以内の新しい高齢者の医療制度」をつくり移行する方針に転換しました。しかも年齢を75歳から65歳以上に拡大しようとしています。これは、政権交代による後期高齢者医療制度の廃止への国民の期待にそむくものです。集会では制度の即時廃止と安心の医療を実現するために運動をひろげようと確認しました。終了後は、「国民負担増につながる医療保険一元化反対!」「医師・看護師を増やせ」「国と大企業の負担と責任で医療の充実を」「小児病院の存続を!」とシュプレヒコールしながら神宮通り公園までデモ行進しました。

 

ただ今、春のキャンペーン中、仲間の紹介を!

 

東京土建の仲間を増やす大キャンペーン「春の拡大月間」が始まりました。この月間は建設不況に苦しむ仲間の仕事・賃金を改善させ、土建国保への不当な攻撃と医療一元化をはね返す、まったなしで重要な取り組みです。
 ご存じのように東京土建は組合員の要求を組織拡大・強化で得た「数の力」で実現し、また実現した要求を力に組織を拡大・強化してきました。要求実現の裏にはいつも組織拡大・強化があります。
 組合結成から61年がたった現在も、要求実現と組織の拡大の相関関係にはなんら変わりがありません。昨秋から続く朝日新聞によるキャンペーンに端を発した建設国保の危機を跳ね返すのもまた組織の拡大・強化です。春の拡大月間を成功させ、私たちの「命の綱」土建国保を守ることをはじめ、諸要求の実現に向けて東京土建港支部をより強大・強固な組織にしていきましょう。
 月間は東京土建の魅力や制度を知ってもらうためのチャンスです。「知っ得パンフ」などを利用して、ふだん話のできない仲間に声をかけましょう。また、建設業で働く未加入がいましたら、紹介をお願いします。