機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ2011年06月10日号

春の拡大月間 49人の仲間迎える

 

新年度のスタートにあわせて、東京土建全体で毎年4月・5月に行っている「春の(組合員)拡大月間」。
 組合員やご家族の皆さんのご紹介やご協力により、今回の「月間」で、港支部に49人の新しい組合員を迎えることができました。
 芝分会、新橋分会、事業所分会、大島分会の4つの分会が分会目標を達成。支部目標も達成することができました(9年連続での達成)。青年部の部員拡大、主婦の会の会員拡大、福寿会の会員拡大でも、それぞれ目標を達成しました。
 10月、11月には、「秋の拡大月間」が行われます。
 建設業に従事する人で、東京土建に未加入の人をご存じでしたら、地域の役員や支部事務所にご紹介ください。

努力実った月間
 【戸田義生 芝分会・造園】

 

「春の拡大月間」で、芝分会は分会目標を一人超過する8人の新組合員を迎えることができました。
 4月の拡大行動初日は、行動参加者みな「今度は分会目標達成できるだろうか」と疑問符のつく感じを持ったと思います。それでも決められた行動日に、芝浦の「拡大センター」に集まります。
 分会長以下その日に集まった仲間で、その日の行動(チラシのポスティングなど)を決め行いましたが、ただただ、アテのない事をやっているような感じでした。行動が終わり(その日の行動を皆で振り返るため)、また「拡大センター」の長い階段を上るのですが、本当にきついです。長い階段の上り下りを何回となくやって、行動最終目が近づくにしたがって、(目標が達成できていないため)みんなの心も暗くなります。
 しかし、あと一人、もう一人と仲間を増やしていく努力、地道であきらめず行った組合員訪問が今度も実って一人の方のおかげで、3人の新しい仲間が加入した「群」もありました。
 今年もまた、最終日まで暗闇の中でしたが、最後の最後になってようやく光輝く朝日が「センター」の窓から見えました。

春の拡大月間を振り返って
 【山本邦彦 白金分会・電工】

 

「春の組合員拡大月間」において、白金分会は、5人の新加入者を迎えましたが、「月間目標」(6人)までの到達には至りませんでした。
 今回の結果の総括として、行動を振り返ると、いわゆる「シニア世代」の組合員の奮闘が目立つ一方で、中堅・若手世代の結集がなされていない事が、地域に密着した全世代的なとりくみが不十分であった理由として挙げられます。
 元々、区内在住者が少ない中堅・若手世代の組合活動への参加は、困難な状況にあります。白金分会では、これらの課題を克服する為に、組合の制度的及び実務体制を含めた「改革」の議論と提言を行い、秋の拡大月間と年間拡大目標達成に向けた全世代参加の行動体制を構築したいと考えています。

結束力で目標達成
 【出井章史 新橋分会・内外装工事】

 

不況や少子高齢化など様々な壁が目の前に立ちはだかった今年度の「春の拡大月間」。覚悟はして行動をスタートしましたが、前半に来訪した先の反応は厳しいものばかりでした。「何よりも仕事が少ない」と、事業所の経営者の皆さんも一様に厳しい表情でおっしゃっていました。
 しかし、「必ず目標は達成する!」と決意した我が分会では、組合員拡大においても、ベテランの「分会シニアの会」の会員を大行動の先頭に、顔見知りの豊富な中堅メンバー、現場で声掛けのできるチャンスの多い現役若手世代、これらが三位一体となって、また、「主婦の会」の皆さんの協力もあり、最終締め切り間際での分会目標到達となりました。
 「若手が仕事に忙しいから,私たちがその分、行動回数を増やして、がんばる」と語ったシニアの会メンバーのお話を蔭で伺い、新橋分会の結束力を確認し、また感謝をしながら、「秋の拡大月間」へ向け日頃の交流を深めていきます。