4月・5月は、「春の組合員拡大月間」です。
みなさんのお知り合いや取引先様などで、未加入の人や会社がございましたら、ぜひ東京土建へのご加入をおすすめください。
東京土建は、国や地方自治体、大手企業に対して、賃金・単価の引き上げや待遇改善など様々な働きかけをしています。
わたしたちの働きかけによる最近の成果としては、多摩市で「公契約条例」(市発注の工事等の受注者に対して、労働者に一定額以上の賃金を支払うことを義務付けた条例)が制定されました。
また、現場でもらいにくかったりする「建退共」証紙について、組合員に代わって組合がスーパーゼネコンに請求したところ、ゼネコン側が応じてくれています。
組合員のみなさんには、
◆不払い相談
◆労災保険・雇用保険の手続き
◆建設業退職金共済
◆建設業許可や経営事項審査についての相談
◆職長教育など各種講習
◆建築士講習
◆建築士賠償保険
◆工事賠償保険
◆経審の加点となる上乗せ労災保険
◆求人求職活動
◆税金相談
◆組合総合共済
◆東京土建国民健康保険
などのさまざまな相談活動や事業を行い、好評を得ています。
東京土建は、建設産業で働く人ならだれでも入ることができる個人加盟の労働組合です。「重層下請」が常態化している建設産業の実態などから、労働者だけでなく、事業主の方も加入しています。
ここ数年、従業員を含めて事業所単位で加入する会社が多くなってきています。
現在の加入者数は12万人ですが、今後一層、行政や企業への影響力を増し、組合が行う様々の事業の拡充を図るために、組合員数を増やし、組織を大きくすることが必要です。
組合員のみなさんの「組合員拡大」へのご協力をお願いします。
執行委員会で話す松涛さん
前進座は、庶民の喜怒哀楽を描くことを得意とする歌舞伎劇団。前進座の役者・松喜八郎涛(まつなみきはちろう)さんが、4月6日の港支部執行委員会の中で、5月公演のPRをしてくれました。
今回、東京土建割引で、一等席が6,200円(一般料金は9,800円)となります。
ぜひこの機会に観劇ください。
チケットのお求めは東京土建港支部事務所まで。
【松涛喜八郎さんのお話】
前進座劇場を売却するということがニュースに出まして、みなさまにはご心配をおかけしました。劇場が無くなりましても、ひきつづき吉祥寺を拠点に頑張ってまいります。
昨年は、劇団創立80周年ということで、全国津々浦々、公演でまわってきました。
5月になりますと、81周年。恒例の国立劇場で公演します。国立劇場は今回で30回目となります。30回目ということで、中村梅之助が口上を申し上げます。
今回は、「鳴神」と、落語の「芝浜」を舞台化した「芝浜の革財布」の前進座の十八番というべき二本立てです。
わたしは、「鳴神」の幕があがると、すぐに花道を「聞いたか、聞いたか」と言って出て来る白雲坊と黒雲坊の黒雲坊役で出てきます。
5月13日の16時開演の部を全建総連さんの観劇会として予定しております。その日で都合の悪い方も、ぜひ別の日にお越し頂きまして、81年目の前進座をご覧いただきたいと思います。
「鳴神」は、ものすごい形相をした主人公が女性に弱いというお話です。「芝浜の革財布」は、庶民の喜怒哀楽が笑いを誘うお話です。
一日、大いに笑って、泣いていただければと思います。
どうぞ万障お繰り合わせの上、お越しください。