あいさつする堀部執行委員長 |
港支部は、4月12日(土)に東京港芝浦サービスセンター(バーク芝浦)において、代議員45人、特別代議員8人の参加で、第60回定期大会を開催しました。
来賓(らいひん)として、武井雅昭港区長、民主党代表の海江田万里衆議院議員、港区議会議員の、なかまえ由紀さん・やなざわ亜紀さん(みなと政策クラブ)、風見利男さん(日本共産党)、錦織淳二さん(無所属)など15人が参加し、山田美樹衆議院議員(自由民主党)、きたしろ勝彦都議(自民)、菅野弘一都議(自民)、渡辺専太郎港区議(一人の声)からは祝電・メッセージが寄せられました。
武井港区長 |
当日参加の武井区長からは「昨年お招き頂いた『住宅デー』で驚いたのは「煙ハウス体験」。消防と連携し、『住宅デー』という催しと合わせて、防火・防災意識の向上に努められていたことは、私にも参考になった。これからも、みなさんのお力を借りながら、誰もが暮らしやすい街づくりに努めていきたい」、海江田代表からは「組合員拡大に頑張っておられるが、頭が下がる。仕事と暮らしを守るということで、土建国保はお手本。港支部の活動が港区で広がって行くことを期待する」との激励がありました。
また、執行委員長あいさつで、堀部忠次委員長が、昨年、土石流災害に見舞われた伊豆大島の観光での支援を訴えるとともに、「公共工事設計労務単価が引き上げられたが、下まで届いていない。千代田区公契約条例が制定されたが、職人の賃金確保のためにも、港区でも制定いただきたい」と述べたのを受け、出席した港区議からは「条例について考えていきたい」との発言がありました。
海江田民主党代表 |
今大会では、港区で地域活動を担う「みなと分会」を支える「群(ぐん)」を活性化させ、運動への参加・協力を広げるため2014年度に群の地区割りを変更すること、2012年・2013年に続く3年連続での年間実増を目指すこと、都心事業所を通じた組織拡大を本格始動させること、都心支部独自の組織建設を行うことなどの2014年度活動方針と2014年度予算を確認しました。
なお、2014年度の支部四役として、執行委員長に堀部忠次、副執行委員長に石井正・小宮文雄・清水弘之・園部滋、書記長に小川均、書記次長に軍司有紀乃・間中淳一郎の各氏が選出されました。
3月19日の千代田区議会平成26年第1回定例会・本会議で、『千代田区公契約条例』が全会一致で可決、成立し、今年10月1日から施行されることになりました。
昨年11月11日に千代田区議会・企画総務委員会で、区が条例を検討していることが報告されてから、港・千代田・中央各区を担当する港支部と東京都設組合、首都圏建設産業ユニオン城南支部で作る「都連港・千代田・中央地区協議会」(昨年8月に発足)としても、条例案に期待するとともに、区発注工事における「賃金下限額」への「公共工事設計労務単価」の適用を求めてきました。
今回成立した条例本文には公共工事設計労務単価への言及はありませんが、条例を補う『千代田区公契約条例のポイント』の中に「賃金下限額の審議の際、工事は公共工事設計労務単価を参考として・・・」との文言が記載されました。
なお、具体的な賃金下限額については、今後設けられる「公契約審議会」で調査・検討されていくことになります。深刻な人手不足に見舞われている建設業に、若い人たちが希望をもって入職してくるようになるためにも、十分な審議がなされることを望みます。
都立芝公園
5月25日(日)
10時〜15時(雨天決行)
詳しくはこちら(PDF5,978KB)