機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ2014年8月10日号

エプソン品川アクアスタジアム

後継者対策部長 林 靖久

写真今年で3回目となる「エプソン品川アクアスタジアム」交流会を、2014年7月20日(日)に開催しました。

当日は、晴れで気温が30度近くなる中みなと分会から3家族、事業所分会から11家族、書記局3人、合わせて14家族の合計52人の参加者で交流会を楽しみました。

このイベントは、参加者揃ってのランチ交流とエプソン品川アクアスタジアム(水族館)での自由行動という内容で行われました。夏休み入ってすぐの日曜日という事もあり、空調の効いた水族館は多くの人で大変賑わっていました。

ランチ会場は水族館の下にあるポート・オブ・パイレーツです。船のアトラクションが見える海賊の世界のような雰囲気の会場を貸し切り、ランチメニューは、満足出来る内容で、楽しい時間を過ごせることができました。

参加者の中には「色んな業種が組合に居るのに勿体ないよね」との声もあり、この様な集まりが盛り上がれば、お互いを(仕事上でも)利用出来るのだろうとも考えています。この様な交流を続けていく事で組合内での繋がりを強めていければと思っています。

ランチの後は子供達へのお土産があり 家族毎に水族館へと向かいました。

イルカのショーは、ダイナミックで前で見れば水をかぶる事が出来るなどの体験もありました。

参加されました皆様、水族館は如何でしたでしょうか?

ご意見、ご感想をお待ちしています。

原水爆禁止世界大会に参加して

【書記局・唐亀竜太】

この度、2014年8月4日〜8月6日に広島で開催された「原水爆禁止世界大会」に、東京土建港支部の代表(原水爆禁止港区協議会 事務局) として参加をしました。私のほかに原水爆禁止港区協議会から8名の方の合計9人で参加をしてきました。

初日は「広島平和記念資料館」に行き、原爆投下に関する歴史やその背景に関する資料・展示物を見学しました。テレビや新聞などで知る情報とは違い、初めて知る事実の多さに驚きました。

その後、「原爆ドーム」やその周辺を見学しながら原水爆禁止世界大会の開会式に参加しました。原水爆禁止世界大会には6500人程の参加者があり、日本各地から来ている人は基より、外国からの参加者もおり、この大会が世界的な規模で行われている事を知りました。

二日目は、若い参加者が集まる「青年の広場―被爆者訪問、学習・交流会」の分科会に参加しました。分科会の中で印象に残ったのが、被爆者の方が「今伝えていかなければならない。それは今後戦争が起ったら原爆を投下された当時の事が実際に起こってしまう。今回伝えた体験談を自分の事として考えてほしい」との切実な訴えがあり、原水爆禁止の問題は一人ひとりが真剣に向き合っていかなければならない課題だと思った事です。

分科会が終わった後は、爆心地の近くにある、貴重な展示物がある小学校や資料館などを見学し、夜には原水爆禁止港区協議会の参加者と交流しました。

三日目は、広島平和記念公園で行われる広島市主催の「平和記念式典」に参加しました。朝早くから記念公園に向かったものの、多くの参加者で混雑したのに驚きました。式典では、広島市長や安倍首相のあいさつなどがあり、その後、参加者全員で黙祷を行いました。この二日間で様々なことに触れたこともあり、何千人もの人がそろって黙祷し、会場の平和の鐘の音色を聞いている瞬間は、現地にいないと経験できない特別な感覚を覚えました。

式典も終わり、公園内にある展示物を見学しながら閉会式の会場へ向かいました。閉会式には、初日よりも多い7000人程が参加しました。

閉会式では、広島からのよびかけがあり、「唯一被爆を受けたのは日本しかない。被爆者の声を世界にひろめ、核兵器のない世界への道を切り開かなければならない。また、来年で被爆を受けて70年になる。核不拡散条約(NPT)再検討会議が開かれる2015年を、核兵器廃絶を現実のものへとしていく転機にしていかなければならない。「被爆者をつくらせない」の願いを一つに運動を発展させよう」との訴えがあり、会場の大きな拍手で閉会となりました。

最後に・・・

私は、今回初めて原水爆禁止世界大会に参加して、普段の生活では経験することのないとても貴重な体験をすることができました。今回の体験で、戦争はしてはならないものと強く感じました。この事を身近な人から伝えていければと思います。

福寿会 大島観光 鈴木功

写真昨年10月の台風で被害にあった大島にいる組合員さんの激励と観光で経済的協力をしようとの思いで実行しました。

7月13日役員14名、書記1名の計15名で竹芝よりジェット船で出発。大島分会の組合員の出迎えを受け、災害現場視察に向かいました。用意したお花を献花台に捧げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。山崩れと更地となった住居跡地を見て、自然の恐ろしさを実感しました。残念ながら大島では、被害者が出てしまい、早めの避難通報の大切さを痛感しました。その後、御神火温泉での入浴、夕食は大島分会の皆さんと楽しく交流をしました。

翌14日は三原山のお鉢めぐりの予定でしたが、道路寸断の為、内田さんの案内で製塩工場の海水取入所及び精製所を見学し、波浮(ハブ)港に向かいました。波浮では、昔の旅館で接客の様子を再現した所などを見学し、昼食は地元で取れた魚を頂きました。

2日間にわたり島内を案内してくれた大島分会の皆さんには大変お世話になりました。感謝を申し上げます。