機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ2014年11月10日号

12年連続で拡大月間目標を達成!
53人の仲間が増えました

2カ月にわたる秋の拡大月間の連日の奮闘に感謝いたします。

組合内事業所での拡大が進み、16社で33人・62.26%の拡大となり、適用除外(雇用日加入)による拡大が27人・50.94%となっています。新規加入者53人のうち、組合のみ(労組)加入が23人(43.40%)、労組と国保の登録日での同時加入は3人となります。新規事業所の獲得は4社にとどまりました。

みなと分会では、60歳未満の区内居住組合員訪問に「会えるまで」を目標に取り組みましたが、会えた組合員も少なく、やっとの思いで会えても、アンケートの要請についても迷惑そうな対応が続き、日常的な付き合いの重要性を痛感した取り組みとなりました。それでも分会の役員の奮闘により、月間目標14人に対して15人の成果として、月間目標を超過達成しました。年間拡大では、42人の目標に対して、30人の到達にとどまり、目標達成まで12人を残しています。

事業所分会は、組織内事業所での雇用日加入が順調にすすみましたが、新規事業所の掘り起こしができず、順調な成果の押上げができませんでした。そういった中でも、社保未加入問題での下請け事業所対策での相談や多数の労働者を抱える事業所からの相談など、新しい展望を見出すことのできる月間でもありました。秋の月間目標34人に対して35人の成果として、目標を超過達成し、また、年間拡大では、目標103人に対して、秋の月間での成果も含め、120人の到達となり、年間12%目標を超過達成したことになります。

大島分会は、組織内事業所の雇用日加入と役員の紹介による拡大にとどまり、支部からのオルグ派遣もできず、新規開拓ができないままでの月間となってしまいました。月間目標3人に対して3人の成果とし、月間目標を達成しました。年間拡大目標8人に対しては6人の成果となり、目標達成まであと2人としています。

引き続き、年内拡大運動を強めて、年間増勢1%を追及することにします。11月の転入26人を除く1%増勢が支部の目標となりますので、全体で3%が目標となります。

賃金引き上げと現場改善を!
−第60回大手企業交渉−

10月22・23日(港支部は23日と31日)、賃金単価引き上げと建設労働者の処遇改善を求め大手ゼネコンやサブコン、住宅メーカ―との「大手企業交渉」が取り組まれました。港支部は、関電工と安藤・ハザマ建設との交渉に臨み仲間の切実な声を届けました。

企業報告

2年連続の設計労務単価の引上げを得て、秋の企業交渉が今年も行われました。大手や中堅ゼネコン、電気・設備のサブコンなど30数社と交渉をおこない、標準見積書の活用や賃金の引き上げなどを質問しました。企業からの回答は、標準見積書の活用について鉄筋工事等躯体工事業では徐々にではあるが増えているとの事でした。しかし、内装業などの仕上げ業者からの標準見積書はまだ少ないようです。

また、賃金については各社の賃金アンケートをみる限り賃金の底上げはならず、平均400円程度の引上げしかみられませんでした。しかし各企業からの答えでは、1次業者には15%〜40%は単価を上げていると答えいます。この引き上がった単価は、まだ私達には反映されていません。この差をどう埋めていくかがこれからの課題として、今後の運動をさらに強めていきます。引き続き、組合員・家族の皆さんのご協力をお願いします。
【副執行委員長 園部 滋】