1月13日(金)、ANAインターコンチネンタルホテル東京で「港支部60周年記念式典・2017年旗開き(新春のつどい)」をご来賓含め147人の参加で開催しました。
要求実現に欠かせない、組合の仲間を増やす「組合員拡大運動」、国保予算要求のためのハガキ要請、平和憲法を守る署名活動、大衆増税反対運動などでの昨年の成果を発展させるため、今年も支部一丸となって、たたかうことや70周年に向けて大きく躍進することを誓い合いました。
第1部の記念式典冒頭で、堀部執行委員長より、「港支部は、1956年4月に中央支部から改称しました。2018年11月には、港支部の前身である中央支部結成から数えて70周年を迎えます。中央支部結成以来のたたかう伝統を受け継ぎ、今年も支部一丸となり、諸要求実現に向けてたたかい抜く。さらに記念イベントを開催していく」と港支部の決意を述べたあと、この60年の歴史を振り返り「組合活動は順風満帆に進んできたわけではない。東京土建はけい肺・じん肺運動から立ち上がってきた。1970年の日雇い健保擬制適用廃止の時には、港区役所前にテントを張って座り込みをおこなった。子どものころ、母と一緒に手弁当で応援に行ったことが忘れられない思い出になっている。当時は苦しかったが、その運動が私たちの「東京土建国民健康保険組合」設立につながった。そして今、土建国保と組合が私たちの健康や生活を守ってくれている。古い労働歌に「インターナショナル」という歌がある。その歌詞の中に「立ってみんなでがんばろう」というのがある。もう一度がんばって立ち上がり、自分たちの、子どもたち、孫たちの生活を守っていかなければならない。一人一人の力は小さく弱いけれど、一人二人と集まってくれば大きな力になり要求も通るようになる。組合活動により一層のご尽力をお願いしたい」とあいさつをされました。
来賓として、東京土建本部の宮田清志中央副執行委員長・国保組合理事長、朝倉法明中央副執行委員長・技術センター理事長、佐藤豊中央副執行委員長・どけん共済会理事長、大田支部・葛西政之執行委員長、品川支部・野村和好執行委員長、小島書記次長、地域で共にたたかう港区労働組合総連合(港区労連)、麻布米軍ヘリ基地撤去実行委員会、港区社会保障推進協議会。その他多くの友好団体の皆さんに来場いただきました。その後、小川書記長より「港支部60周年の歴史」の報告があり、永年、港支部に在籍し支部の運動を支えてくれている60年在籍組合員2人、50年在籍組合員20人の表彰を行いました。
続いて第2部の「2017年旗開き」を開催し多くの組合員で60周年を祝し、2017年、港支部が大きく前進するために杯を酌み交わしました。また、港区より武井雅昭港区長が来場され「一昨年、港区と締結させていただいた防災協定では地域に根差した仕事を心掛け、地域貢献を重ねている気持ちを表していただき広く感謝している」と激励のあいさつをいただきました。
さらに、うかい雅彦港区議会議長からは「3月15日に港区も区政70周年を迎える。平成8年には人口が15万人を切り大変厳しい時を迎えた時にも皆さんが支えてくれた。長いバブル崩壊後、厳しい経済状況が続いた日本だがその中で、まともに仕事に対しての賃金がもらえない時代が長く続いた。これをしっかり改善し自分の仕事に見合った賃金がもらえるようにしなければいけない。この事に対して港区議会もしっかり汗を流していく」と力強いあいさつをいただきました。
その他、都や区への要請などでご支援いただいている政党・会派のみなさまからも激励のごあいさつをいただきました。都議会から、来代勝彦議員、かんの弘一議員、三宅正彦議員(自由民主党)、港区議会から、自由民主党区議団、みなと政策会議、公明党、日本共産党港区議団、そして、海江田万里前衆議院議員もお見えになりました。
議員の皆様からは、「皆さんの『命の綱』である建設国保を守ることに、今後も力を尽くしていく。また、みなさんに適性な賃金で仕事が確保できるように尽力していく」との頼もしいご発言がありました。
余興として、劇団前進座による踊りが披露され、おおいに盛り上がりました。
皆さんからいただいた叱咤激励を今後の糧(かて)とし、今年も、賃金をはじめとする諸要求の運動、拡大運動、平和と民主主義を守る運動、住宅デーや地域イベントへの参加を通じて地域での信頼獲得などに、団結して取り組んでいくことを決意した式典となりました。
次の日程で、一人親方労災保険任意組合の総会と年度更新手続きを実施します。一人親方労災保険に加入しているすべての組合員の参加をお願いします。なお、15日の総会と年度更新に参加できない場合は、3月16日(木)午前10時(開始)〜午後5時(終了)を年度更新手続きの予備日として受付を実施します。この期間での更新手続きをお願いします。
[と き]3月15日(水)午後6時30分開会
[ところ]東京土建みなと会館 3階会議室
東京土建一般労働組合規約第20条にもとづき、「東京土建一般労働組合港支部第63回定期大会」について、下記の通り告示します。
[日時]2017年4月11日(火)午前9時30分開会
[会場]駐健保会館 4階大会議室(港区芝3-41-8)
※JR「田町」駅より徒歩7分
[議題]2016年度活動のまとめと2017年度活動方針(案)の確認、2016年度決算と2017年度予算(案)の確認、2017年度新役員の選出、他
[代議員数]2017年3月1日付分会組合員15人に1人(端数は7捨8入)。なお、特別代議員(評議員)を選出する場合は、各分会で若干名を選出。
[役員定数]
〇執行委員長:1人
〇副執行委員長 :4人
〇書記長:1人
〇書記次長:2人
〇常任執行委員 :8人
〇執行委員:20人(うち、分会長執行委員2人、推薦執行委員4人≪みなと分会2人+事業所分会2人)、オープンで選出16人)
〇 会計監査:3人
東京土建国保証(保険証)は4月で切り替わります。2017年度の保険証を次の日程でお渡ししますので、それぞれ所属する分会等の保険証交付会(分会総会を兼ねて開催)にご参加ください。
なお、各交付会にご欠席の場合は、4月1日以降着払い(ゆうパック)にて発送させて頂きます。
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【ご参加にあたってのご注意】
(1)2017年4月分までの組合費・国保料のご納入確認の上、交付させて頂きます。
(2)厚生年金保険適用事業所につきましては、平成28年度の『厚生年金保険 被保険者標準報酬 決定通知
書』のご提出を頂けませんと保険証を交付することが出来ませんので、ご提出が済んでいない事業所は早急にお手続きをお願いします。
総会終了後、交流会も予定しています。福寿会会員の皆さんはご参加ください。
[日時]3月24日(金)午後6時00分開会
[会場]東京土建みなと会館・3階会議室
女性の会会員の皆さん、お気軽にご参加ください。
[日時]3月26日(日)午前10時開会
[会場]東京土建みなと会館・3階会議室