機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ
2020年9月10日号

コロナ禍の困難に負けない!

8月29日(土)、3密を避けるため駐健保会館にて、組合員・書記23名の参加で秋の活動者会議を開催しました。
 港支部がスローガンに掲げる「コロナ禍の困難に負けない拡大行動」をするために、まずは新型コロナウイルスを知る第一歩として、蔵前協立診療所所長の原田文植先生を講師にむかえ、「感染症との共存共栄」と題する講演を新型コロナウイルスに対する地域医療の現状を交えながら、コロナ禍の中での留意点や心構えについて学びました。
 新型コロナウイルスの感染は世界的な脅威を振るい未だ終息の見通しが断たない状況にあります。困っている仲間を救うことは労働組合の使命です。ピンチの時こそ組合の出番です。コロナショック以降の電話作戦を中心に据えた取り組みにより、仲間から「持続化給付金が入金され助かった」「気にかけてくれてありがとう」等の感謝の声が組合に届いていますが、まだまだ不安や悩みを抱える仲間はたくさんいます。春の拡大成功を自信に、引き続き「仲間の情報の集約」「仲間の相談活動」「要求運動と運動成果の共有」を中心とした組織拡大・強化運動を頑張ろう!

東京土建国保の安定運営のための予算確保の取り組みとして
東京都への「はがき要請」にご協力ください

東京土建国保は、みなさんの保険料と歳入の約44%を占める「国と都からの補助金」で運営しています。
 9月〜10月は、来年度の「都費補助」確保に向けた、東京都への「はがき要請」に取り組んでいます。
 9月に配付する所定のはがきシート(1シートにはがき4枚)へのご記入をお願いします。
 お書きいただいたハガキは、支部事務所でまとめて東京都に郵送しますので、ハガキを書いたら投函せずに地域の役員や支部事務所にお届けください。

今月の請願署名・アンケートのお願い

行動が制限される中、組合員一人ひとりができる運動として、コロナ危機から仲間を守ることを中心とした以下4点の運動へのご協力をお願いします
その1・新型コロナウイルス感染症による生活と経営を守る要請署名
 建設労働者の賃金を保障し、中小建設事業者の経営を守る国の継続的支援を獲得する運動として、すべての仲間に署名を訴えていきます。
その2・現場従事者へのPCR検査実施の強化・支援を求める都知事署名
 清水建設や大成建設などの大規模現場でのクラスターの発生が確認され、建設現場での感染リスクが浮き彫りとなっています。建設現場での感染拡大を防ぎ、安心して現場で作業ができるよう、PCR検査実施の体制強化と予算処置を東京都に求める署名です。
その3・都立・公社病院の独立行政法人化の中止と医療の充実を求める署名
 コロナとの長期的なたたかいが想定される中、患者の多くを受け入れている都立・公社病院の独立行政法人化が進められようとしています。港区民の利用者が多く、組合員も多くいる伊豆七島からの重篤患者のヘリコプターによる搬送受け入れ体制を持つ都立広尾病院を守るうえでも、都立・公社病院独立行政法人化の中止を求める請願署名に取り組みます。

「2020年キャンペーン開始!」
火災共済・地震共済に加入して応募しよう

2019年の台風・豪雨被害では、多くの組合員さんのお宅が被災しました。昨年どけん火災共済では、火災等・自然災害等で合わせて400件以上の給付をおこない、多くの組合員の生活再建に役割を発揮し喜ばれました。さらに組合員の要望に応え、今まで自然災害の給付対象にしていなかった「付属物」の被害も、2020年4月1日以降の事故については、5万円を上限として損害に加えます。
 また自然災害等の場合、全壊・流失は66%→50%以上、大規模半壊は46%→40%以上に基準を改善し、大きな災害での認定範囲を広げました。加入・お問い合わせは支部までご連絡ください。