アスベスト関係法令の改正に伴い、港支部では秋の組織拡大月間で石綿関連講習会を電話かけによる周知を行うなかで、支部役員の個別の働きかけにより、講習会をきっかけとした組織拡大の展望が見えてきました。
アスベスト法改正関連の周知と未加入者の紹介を目的に、年末拡大から来年の春一番の拡大の2021年度後半戦を「石綿関連組織拡大キャンペーン期間」として、各種講習に伴う支部独自補助を行います。
【石綿関連組織拡大補助の概要】
[補助の内容]
講習名 | 組合員価格 受講料金額 |
未加入者補助 | 土建で使える資格取得祝金等 (資格発生は組合加入日の翌月1日以降) |
石綿特別教育 | 4,500円 | 8,100円 | |
石綿作業主任 | 11,500円 | 8,100円 | 資格取得祝金5,000円、チャレ助3,000円 |
石綿調査者 | 50,500円 | 8,100円 | 2022年度より資格取得祝金5,000円の対象予定。 |
◆活動未経験の仲間と共に進めた月間
2021年秋の組織拡大月間は、1月組織現勢1,255人の3.5%、44人の仲間を新たに組合に迎え入れることを月間目標として、8月26日から行動を開始し、本部提案の統一行動日すべてを支部行動日と所定して、21日の行動を実践してきました。月間中の仕掛けづくりとして「未加入者紹介キャンペーン」を実施するとともに、個人設計者リストからの洗い出しによる対象者の掘り起こしと、業種調査を通じた事業所との対話を深めると共に、組織内の仲間への声掛けはもちろん、直近2年以内に組合を脱退した仲間にも「誰ひとり取り残さない建設アクション」による「コロナで困っていることはないか」の聞き取り活動を広げてきました。
さらにこの取り組みを発展させ、この間の電話かけ行動で組合に持続化給付金などの給付制度の存在を周知され、組合が申請をサポートしたことで給付金受給に結びついた仲間に、「声かけに協力してほしい」と、拡大行動日の電話かけ行動に参加するよう呼びかけ、組合活動をしたことがない仲間を集め、役員と共に電話かけ行動を実践してきました。またコロナ禍で習得したWEBによる情報共有技術を活用して、伊豆大島の仲間にも方針と運動の共有を進めてきました。
組合に加入していても、組合が何をしているのかを知らない仲間、組合活動未経験の仲間に運動参加の声掛けを続け、共に運動していくことこそ組織強化です。労働組合は困った仲間に寄り添い、その悩みの解消をする組織です。組合員同士で助け合うという、労働組合の原点に立ち返り、組織強化の点で大きな一歩を踏み出すことができました。
◆月間の到達
みなと分会は、組織強化の取り組みに比重を置いた活動を展開する半面で、対象者が見いだせず苦戦する月間となりましたが、月間終盤、最後まで目標をやり切る役員の強い意思統一を通じ、仲間の紹介を積み上げ8人の目標をやり抜きました。事業所分会は、新規事業所の加入が進まない中、地道に既加入事業所の採用を追求しつつ、不払い相談などから対象者を掘り起こし、目標とした34人を達成。大島分会では役員が孤軍奮闘する中、月次支援金など組合の存在意義を島内の仲間に知らしめる中で、元組合員2人を拡大しました。
この結果、支部目標44人を達成し、秋の拡大月間について支部目標19年連続、全分会目標13年連続で達成し、11月1日現勢を1,268人(1月現勢比+13人)として1月現勢を回復することができました。組合員拡大と組織強化にまい進した仲間の皆さんに敬意を表します。大変お疲れ様でした。
◆組合未加入者紹介キャンペーンの結果
対象者の掘り起こしに向けた仕掛けとして実施した「組合未加入者紹介キャンペーン」には、今月間中に未加入者16人を紹介した組合員10人の応募があり、11月2日に賞品の抽選を行ないました。抽選の様子は応募した組合員限定でYouTubeライブ配信しました。当選した皆さんには個別に連絡をとり、賞品を届けていきます。
◆年末拡大・組織強化のとりくみ
11月〜12月は、年間組織拡大の第3ラウンドとして、年間目標である13%の組織拡大(164人。残37人)と1%増勢(2022年1月現勢1,268人)を目指して奮闘していきます。個人建築設計事業者には月間終盤で加入に結びつかなかった対象者を残しており、引き続き組合加入を訴えていくとともに、新たな仕掛けとして、年度末までの間、組合の石綿関連講習キャンペーンを展開していきます。
組合未加入者紹介キャンペーン抽選会で、特等の電動自転車の抽選を行なう出井執行委員長(中央) |
消費税の適格請求書等保存方式(インボイス制度)の危険性への理解を広げるため、ビジュアルでポイントを分かりやすく解説したYouTube動画の配信を始めました。5分動画の2本立て「実務編」と「運動編」、内容は「インボイス制度とは」、「登録はどうするのか」、「免税事業者はどうなる」、「課税事業者はどうなる」、「インボイスの導入を止めるには」などです。ぜひご覧ください。
コード進行とリズムは私がリードしました。途中で変化してまた戻したりと、飽きることなく2時間以上は演っていたと思います。最後はボーカリストもいました。
もう閉館時間らしく太っちょのノリのいい黒人の警備員が腰を振りながら自分の腕時計を指さして、演奏を止めるよう促されました。いかにもアメリカっぽくてよく憶えています。
最後のさいごは映画館の上映後のように部屋が明るくなって強制終了となりました。明るくなってわかったのですが、いつの間にか15人くらいのギャラリーが出来ており女の子からサインを求められました。自分はただの観光客でアマチュアです、と拙い英語でお断りしました。
館外に出て、初めに息の合ったギタリストと片言で会話しました。好きなミュージシャンや楽器の話から始まって、後半は東京の治安の事をやたらと聞かれました。95年の春先は阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件の直後だったため、アメリカで流れる日本のニュースはこの二つのことばかりで相当ヤバい場所と思われていたようです。
そのギタリストとは最後に住所交換をしました。メールもSNSもない時代です。メモに記して渡しました。NYに住んでいる、と言っていましたが、メモの住所はニュージャージーでした。当時、ニュージャージーというところはダサいイメージらしく、ついNY在住と言う人が多いと世話になった友人から聞きました。そういう私もfrom Tokyoといいながら当時は千葉住まいでしたが…。