東京土建 港支部

　第7波による感染拡大が止まりません。連日、過去最多の感染者数が報道される中、コロナ禍3年目の秋の拡大月間を迎えます。国民への行動規制をかけない、経済活動を止めない判断をした政府は、新たなコロナ支援を打ちだす気配はありません。この間の原油価格・食料品価格の高騰や、円安に拍車がかかり私たちの実質収入は、大きく減少しています。参院選挙前の世論調査でも「景気・雇用」、「年金・社会保障」、「物価高騰対策」が大きな要求であり、重視して欲しい政策としていますが岸田政権の思惑は別の所にあり、国民の要求と大きく乖離しています。
　私たち東京土建は、建設労働組合として、「雇用と中小零細企業の経営を守る、賃金引上げ・受注単価の見直しや景気対策の創設・拡充、2024年4月に迫る働き方改革への対応など」の多くの要求を仲間からくみ上げ、要求実現にむけて、新たな仲間を増やす拡大運動と建設アクションを結びつけ、「運動する組織」「たたかう組織」作りへの奮闘を重ねていきます。
　コロナ危機・経済不安の今こそ仲間の仕事とくらしに対する窮状をしっかり把握し、困難な時こそ建設労働組合の存在と力を示し、建設従事者の仕事と賃金、そして生活保障を要求の中心にすえて仲間増やしと要求実現を車の両輪で追求し奮闘していきます。
　港支部の秋の組織拡大月間は、第68回定期大会の確認に基づき、基本目標は2022年1月現勢(1264人)比3.5％(45人)を月間目標とします。目標達成にむけて2か月間のご協力の程よろしくお願いいたします。
秋の拡大月間統一行動日
１次：８月24日（水）・25日（木）、２次：８月30日（火）・31日（水）
３次：９月８日（木）・９日（金）、４次：９月14日（水）・15日（木）
５次：９月28日（水）・29日（木）、６次：10月３日（月）・４日（火）
７次：10月13日（木）・14日（金）、８次：10月17日（月）・18日（火）
９次：10月26日（水）・27日（木）、日曜日行動：９月11日（日）

　6月から開始した厚生労働省へのハガキ要請の運動は、8月8日現在956枚を集約し、回収率は75.9%となりました。皆さんのご協力に感謝申し上げます。
　8月から9月にかけては、東京都予算要求はがき行動を開始します。ハガキ（1人が1シート4枚記入）をシート枚数で組合員数の100％、ハガキ枚数で400％を全都の目標として取り組まれます。
　東京都はコロナ対策による支出増に加え、国保組合に対する補助金確保は喫緊の課題です。「組織拡大をすすめるうえでの国保業務拡充」「社会保障制度拡充」の視点から土建国保に加入していない仲間にもご協力をお願いします。8月22日（月）までに文例を参照して1シート4枚のはがきに要求文等をご記入ください。ご協力をお願い致します。
　コロナ対策による「財政状況悪化」を理由とする、建設国保への補助金削減を許さないためにも、「全員でできる運動」として、はがき要請行動の更なる運動の強化を進めます。支部目標は、昨年到達の1198枚（96.2％）を上回る到達を目指します。

◆個別相談会の日程（夜間含む）
［日時］９月16日（金）13：00〜17：00　夜間18：00〜20：00
［会場］東京土建みなと会館２階
［定員］３人（相談は１人あたり最大２時間）
［内容］インボイス制度導入後の個別具体的な対応について
［必要なもの］確定申告書３年分
※予約は、港支部までご連絡下さい。

◆国保料が減免になります。
新型コロナウイルス感染症の影響により世帯主が死亡又は重篤な傷病を負った、収入が減少し、生活が著しく困難になった場合に、組合員及び家族の生活再建を支援するため、以下の基準で保険料の減免を実施します。
対象者
�@新型コロナウイルス感染症により主たる生計維持者（＝世帯主）が死亡した組合員
�A新型コロナウイルス感染症により主たる生計維持者（＝世帯主）が重篤な傷病を負った組合員
�B新型コロナウイルス感染症の影響により、組合員の事業収入又は給与収入（以下「事業収入等」という。）のいずれかの減少が見込まれ、次の��から��のすべてに当てはまる組合員
��．事業収入等の減少額が２０１９年又は２０２１年の当該事業収入等の額の１０分の３以上
��．２０２１年の（２０１９年との比較の場合は１９年及び２１年の各）合計所得額が１，０００万円以下
��．２０２１年の（２０１９年との比較の場合は１９年及び２１年の各）比較対象の所得以外の所得の　合計額が４００万円以下
◆給付金が支給できます。
　新型コロナウイルス感染症に感染又は感染が疑わられる方が療養のために仕事を休んだ時新型コロナウイルス感染症手当金があります。
手当金をうけるための条件
�@新型コロナウイルス感染症の療養のため仕事ができないこと
�A連続する３日を含み、４日以上仕事をやすんでいること
�B給与の支払りがない、またはその支払額が感染症手当金より少ないこと（給与所得者のみ）

　８月28日に予定している夏休みイベント「ＨＡＤО体験＆食事交流会」を予定しておりましたが、第7波となるコロナ感染拡大を受け、仲間の健康を守る観点に立ち、断腸の思いで今回のイベントは中止の判断としました。
　コロナ感染の状況を見つつ、秋以降にイベントを計画していく予定です。
　ご希望のイベントがございましたら、毎月開催している「後継者対策部会」に意見を寄せて下さい。