機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ
2022年11月10日号

昨年に続き、秋の拡大月間目標を達成!!

 今年の秋の拡大月間は45人の目標を掲げ、9月1日に支部活動者会議を開催し目標達成にむけて意思統一し猛暑の中、奮闘を重ねてきました。
 月間前半戦では組合内事業所からの採用拡大が減少傾向にあり、スタートダッシュをかけて勢いがつかない中、大島分会が春・秋と続き支部一番乗りで目標を達成し支部全体のけん引役となり、大きな役割を果たしてくれました。
 今年の拡大行動は、8月24日から行動を開始。10月31日までに延べ28日間も取り組んできました。
 また、今月間の仕掛けづくりとしては「クッキー作戦」を実施。組合からの訪問を喜ばれるものにしていく試みとして、組合内事業所にむけてクッキーを持参して訪問しました。(すべて事業所は回りきれていません。ごめんなさい。)
 みなと分会では、群の仲間を頼りにした活動づくりに奮闘しました。担当群役員・書記を決めて継続性を持って訪問や電話かけに取り組みました。
 呼び掛けの中心は、10月に開催された「みなと区民まつり」11月6日に開催された「ふれ愛まつりだ、芝地区!」に新しい顔ぶれのスタッフ(要員参加)を集めることに力を注ぎました。結果、2つの取り組みに4人の若い仲間が参加し、初めての活動参加につなげることに成功しました。あわせて分会の月間目標を達成させ、拡大と組織強化を車の両輪で取り組むことが出来ました。
 一方、目標達成の行程では、最後の最期まで苦労をしました。対象者を掘り起こす・未加入の仲間の情報を掴む課題は、まだまだ力量不足は否めません。来春の拡大月間にむけて、仲間からの紹介活動を引き出す取り組みがさらに必要だと明らかになっています。
 今年の成果は、支部目標45人を3人超過して達成、秋の月間では支部目標を20年連続、全分会目標では14年連続で達成しました。
 11月1日付現勢を1254人(1月現勢比-10人)となり、残念ながら今年の1月現勢を回復することはできませんでした。
 あらためて組合員拡大と組織強化にまい進した、仲間の皆さんに改めて感謝と敬意を表します。
 また、事業所の仲間の皆さんからも多くの協力を得ることが出来ました。本当にありがとうございました。

マイナンバーカードの事実上義務化
撤回を求めるネット署名賛同拡散のお願い

 

 

署名URL:https://chng.it/m6QgjZVsPN

 

解体工事業者が書類送検
大阪労働局で石綿調査実施

 2022年8月30日、大阪労働局は、石綿などの使用状況を調査せずに建物の解体作業を労働者に行わせたとして、奈良県の個人事業主を安全衛生法22条違反の疑いで大阪地検に書類送検しました。
 同労働局が情報提供をうけ現場を確認すると、建材に石綿が含まれていました。調査を行った記録はなく、石綿があることを前提とした対策も行われていませんでした。健康被害の危険性などを重視し、行政指導ははさまず送検に踏み切りました。
 東京都でも、同じような事件が発生する可能性があります。
 今年の4月1日から、建築物等の解体等を行う前に実施する石綿含有建材の調査結果を都道府県等報告する事が義務付けされています。
 また、令和5年10月1日からは、建築物の事前調査は石綿含有建材調査者の資格者等に依頼しなければなりません。元請工事を請け負う組合員のみなさまは、改めて注意をお願いいたします。
 詳細につきましては、支部事務所までお問い合わせ下さい。

 

参考資料
(労働安全衛生法第22条1号)
事業者は粉塵からの健康障害を防止するために必要な措置を講じなければならない。
(労働安全衛生法第27条・石綿障害予防規則第3条)
  事業者は建築物・工作物・船舶の解体・改修の作業を行うときは石綿の使用の有無を調査しなければならない。
  調査方法として、設計図書を確認する(設計図書等の文書がない場合はこの限りではない)、目視により確認する(構造上目視確認困難の場合はこの限りでなない)。
(労働安全衛生法第119条)
  規定に違反したものは6カ月以下の懲役又は50万円以下の罰金。

令和4年10月からの雇用保険料率ご案内

 令和4年3月30日に「雇用保険法等の一部を改正する法律案」が成立し、令和4年度(2022年4月1日〜2023年3月末)の雇用保険料率が段階的に引き上げとなっています。令和4年10月からは下記の保険料率になりますのでご注意下さい。
 ※東京土建の場合、「一般の事業」か「建設の事業」の区分です。

4年ぶり「みなと区民まつり」に参加
仕事対策部長 林 靖久

 10月8日、9日と2日間 芝公園一帯で開催されたみなと区民まつりに、子供タイル工作の指導で参加しました。台風と新型コロナによる影響により、2018年の1日開催以来4年ぶりとなります。今年は雨が心配でしたが2日間なんとか降らずに行われました。
 分会では、区民まつりに新しい顔ぶれの仲間の参加を呼びかける声掛けを拡大行動とともにしてきました。その結果、新たに3名の仲間が参加し、ベテランと新人が力を合わせて区民まつりをおおいに盛り上げました。
 未だコロナ禍と言う事もあり、「人数は控えめに」「滞在時間は短く」を念頭に取り組みました。例年は、好きなタイルを板いっぱいに貼付けするのですが、今年は、タイルを1枚選んで貼り、隙間に割ったタイルを埋めてもらう方式をとりました。
 いままでは、「去年も作った」「もう◯回目」という子が多かったのですが 今回の子供たちはほとんどが初めてのタイル工作だと言っていました。そんな中でも「以前は全部好きなタイルを貼れたのに残念」と言う声も。しかし久しぶりの区民まつりを充分に楽しんでもらえたと実感しています。「すごく楽しくて」と2日間で3回来た子もいました。
 この2日間で作られたタイル工作は521枚(初日212枚、2日目309枚)で、大盛況で終わりました。

武井港区長の巡回 大盛況

 

賃金・仕事と生活をめぐる討議資料・アンケート

 全建総連東京都達では、暮らせる、後継者が育つためには、私たちが「これだけは 欲しし、賃金額」として、将来的に目指していく賃金を「標準賃金」として賃金引上げ運動に取り組んでいます。
 具体的には、諸経費・法定福利費等別枠で日額2万9000円(月21日就労換 算)、月額60万円、年収720万円です。(1日8時間・週40時間・週休2日)。しかし、仲間の実態は、この標準賃金には届いていません。 
 組合アンケートには「1か月10万円は上乗せして欲しい」との切実な要望が寄せられており、組合としては当面、20日程度の勤務で一日当たり5000円の引き上げを求めていきます。
 11月〜12月にかけ「東京都連2023年賃金・仕事・生活をめぐる討議資料」にもとづき、意見交換とアンケートに取り組みます。コロナ禍での事態も含めて幅広く仲間の声を集めるためにWEBアンケート(QRコードからアクセス)も実施します。アンケートの集約締切は、第1次を11月22日(火)、第2次を12月23日(金)としています。

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★みなと分会 須藤 安男さん
★みなと分会 神野 由起子さん
★事業所分会 船山 健悟さん
★事業所分会 物見 豊さん
★事業所分会  金田 一郎さん
★事業所分会  垂水 正貴さん
★みなと分会 須藤 進さん
★事業所分会 嘉藤 暢さん
★事業所分会 柏倉 沙耶さん
★事業所分会  直江 賀代子さん
★事業所分会  高津 三千雄さん
[19名]