4月11日、港支部第70回定期大会が東京土建みなと会館にて開催されました。今まではホテルや貸会議室を利用しての開催でしたが、オンラインで参加する事業所の組合員が多勢いるため、オンラインリモート環境の安定を考慮して、初めてみなと会館での実施となりました。
また、来賓として東京土建本部からはZOOMにより挨拶をいただき、東京土建南部ブロックの仲間の支部で太田支部と品川支部の代表からは会場にて連帯の挨拶をいただきました。組合外の来賓では、武井雅昭港区長に初めてみなと会館にお越しいただき、日頃の土建の活動についての感謝含め挨拶をいただきました。
当日は総勢35人の組合員が出席し、2023年度活動報告と決算報告、2024年度活動方針案、予算案を審議して承認されました。
当日の大会参加では、例年同様に平日昼間の開催という事もあり、事業所の事業主から社員の方たちが会場とZOOMによるリモートとそれぞれ都合の良い形で参加をしていただきました。港支部の特徴、特性もありますが、事業所の組合員でデスクワークの方にはオンライン参加というのは勧めやすく、組合活動や大会という事を理解してもらう事の敷居が低くなるメリットがあります。
新年度も大会で確認した通り、コロナが明けた昨年同様に地域活動はじめ諸運動と組織拡大を積極的に取り組み、活動を前進させていきたいと思います。
新四役は次の通り。委員長・出井章史。副委員長・今井裕介、清水弘之、中村鎮雄。書記長・林 靖久。書記次長・軍司有紀乃、篠木嘉明、沼口 剛。
2024年春の拡大月間も残り数日となりました。今年はコロナ禍も明け日常を取り戻す中、組合内事業所におかれては採用活動が活発化し入社による採用拡大で大きく成果を伸ばすことが出来ました。また、みなと分会では仲間のつながりで成果を積み重ね、新しい仲間を分会に迎え入れることに成功しています。分会目標達成までアト4人(5/9現在)と迫っています。引き続き統一行動に取り組んでいきましょう。
昨年来の物価高騰により実質賃金が上がらない中で働き方改革への対応など負担を大きくのしかかっています。春の拡大月間を成功させて、多くの仲間の声で建設業を持続可能な業界にしていきましょう。
事業所分会 出井章史
4月18日、あいにくの雨天の中、米軍用ヘリ基地への危険な終日運行屋外反対集会に参加してまいりました。それは沖縄?横田?いえ、私達の住む港区麻布・六本木です。この場所は地域の子供達にとっては都心の一等地にありながら野球やサッカーの練習・試合が許されている稀有な遊び場の隣地です。平日でも多くの人達でにぎわいます。そんな中を各地の米軍施設から大型ヘリコプターが日に何度も飛来してきます。その轟音と風圧には驚かされます。そしてこの危険な状況が日常、子供達の頭上にあります。それは沖縄の映像で見る絵と重なります。
ここは元々、旧日本陸軍の麻布第三連隊の駐屯跡地で私達子供の頃は、「さんれんたい公園」と呼び、地域は米ソ冷戦時代までは道路封鎖されている場所もあり、まさにここも日本の中のアメリカ主権です。港区界隈の子供達は小さい頃から米国をはじめ諸外国の人達と触れ合う機会が多く、私が知り合った米国の人もとても良い方ばかりです。問われるべきは国家の真摯な平和への制度改革に対する取り組みなのかもしれません。
集会の後、かつての基地の夜の繁華街六本木(現在ミッドタウンのある場所はその昔は米軍基地です。)交差点まで、コロナ明けはじめてのデモンストレーション行進となりました。
私達がいつも願うのは子供達の安心・安全な暮らし、明るい未来です。次回は神宮外苑イチョウ並木あたりです。