機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ
2024年09月10日号

原水爆禁止世界2024年世界大会
「ヒロシマを訪れて」

【事業所分会・塗装・出井章史】オバマは何を感じ、G7首脳は何を見たのだろう。今回、東京代表団の一員に参加させて頂いたきっかけは海外国家首脳らのヒロシマ訪問のTV映像を見た事による。平和記念資料館へも訪館しており、ほんの少し世界がそして戦勝国の彼等が原爆に向き合った事になる。
 振り返るに私が小学生時に「はだしのゲン」を偶然読み、その内容に衝撃を受け現在に至るまでどこかヒロシマから目を背けていた。歳を重ねるごとにチャンスも少なくなっていくと思い、何かやり残した事を為せねば、そして彼等が何を感じたかを知りたいとの参加でもあった。

<第一日目>
 “灼熱”というのはこういう事か、と思うほどの高気温と太陽の照り返しの中をたくさんの人々が平和記念資料館にむかって歩いている。この陽炎にも見える来訪者の参列が資料館を閲覧したその後、原爆投下直後の被爆被害者の水を求める死の行進と絵が重なって見えるとは想像もしえなかった。館内で見たものはやはり「はだしのゲン」を読んだ時、いやそれ以上の深い憤りを覚えた。外国人来館者の中にも嗚咽を出して泣いている人がいたのが印象的であった。その後、定期総会に参加した。
<第二日目>
 分科会は、“平和の危機と気候危機”のフォーラムに参加。前半は野口邦和氏による核抑止論批判の報告、後半は環境活動家武本匡弘氏による海洋活動からみた気候変動による地球破壊やマーシャル諸島における核実験によって被爆された人々の状況説明などが行われた。
 このフォーラムは比較的若年者の参加が多く、これらの話題への興味の熱量が感じられた。
<第三日目>
 再び集会会場にて各団体からの訴えがありその後、提案を採択がされ閉会となった。

 

 最後に・・・
 時間はかかるだろう。しかし草の根の市民運動がやがて実を結び核無き世界へ一歩でも進める原動力になる、そんな思いでヒロシマを後にした。ただ、オーバーツーリズムとこの時期にだけ訪れる人々の存在が被爆者やその家族の静かな祈りをかき消さない事を切に願う。

請求要求の取り組みを後押しする「担い手三法」学習会のご案内

 

 

2か月間に及ぶ秋の拡大月間が本格始動!

 今年の秋の拡大月間では、港支部は43人の目標を掲げ、10月末までに目標達成にむけて奮闘していきます。
 人手不足・物価高が続く昨今、働き方改革、とりわけ労働時間の管理や残業代の支払いなどの対応が求められています。こうした厳しい条件下の建設業において、『仲間を一人にさせない!』秋の拡大月間にしていくことが求められています。43人の新しい仲間を組合に迎え、仲間の切実な要求に応えながら、港支部を強く大きくする秋の月間にご協力をお願いします。
 9月26日には事業所大交流会と銘打って日本橋高島屋の本店屋上にてビアガーデンBBQを開催します。多くの仲間の皆さんのご参加をお待ちしております。
 みなと分会では9月10日に分会出陣式を21人で開催。当日は先日の訪問行動で対話した対象者が加入となりました。分会目標7人の達成を目指して幸先の良いスタートを切りました。
 大島分会では、7日8日と支部役員によるオルグ行動を実施し新島の仲間、大島の仲間を訪問してきました。また、大島の地元ゼネコンにも訪問してきました。対象者訪問を実施して組合加入を勧める対話を重ねてきました。

 

東京都最低賃金が1,163円になります。

 令和6年10月1日より東京都の最低賃金が1,163円になります。
 物価の高騰による生活への影響を鑑みて東京都の最低賃金が引きあがります。
 物価高騰が続く中、人件費の上昇は、中小零細企業の経営を直撃し、先行きに不安が増しますが、インフラを支える建設労働者を確保するため、人手不足を補うためにも最低賃金の引上げをお願いします。

夢のような時間!
大迫力の相撲稽古見学

【事業所分会・島田美枝】東京土建港支部の皆様、この度は本当に素晴らしい企画をありがとうございました!今だに夢心地でおります。私が大好きな相撲の稽古をあんなに間近で見学できて感動の嵐です。秋場所本番直前の気迫溢れるぶつかり稽古!その場で倒れないかと心配になるほどでした!幕内で活躍中の鳴戸部屋の欧勝馬関も出稽古にいらしてるという嬉しいサプライズもあり、関取同士の稽古は見応え十分でした!
 力士の皆さんは、こうやって毎日毎日稽古を重ね努力して強くなっていくんだという事がよくわかりました。
 稽古後には、ちゃんこに煮物、オムレツにサラダパスタを振る舞っていただき、どれもとっても美味しくいただきました!ちゃんこのつくねはもう絶品!決して真似できない味です。力士の皆さんは、「おかわりしてくださいね?!」と気さくに声をかけていただき優しさに感謝感謝でした。
 最後に怪我でリハビリ中の朝乃山関にもお会いできて、本当に夢のような時間でした。
高砂部屋の皆さまの頑張る姿を拝見して「自分も頑張ろう!」と元気を沢山もらえた1日でした!
 次回は是非、国技館の本場所ツアーを心待ちにしております。

 

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