機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ
2026年01月10日号

謹賀新年

執行委員長 出井 章史

 初春の寿ぎを迎え、みな様には益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。
連日の気温40℃の夏、酷暑なる新語にそうだ、と相槌を打ち幾日も経たぬうちに木枯らし一号が吹きました、とアナウンサーの声。それでも見事に朱色や小金色に染め上がった武蔵野の木立は古からの私たちのDNAにその存在を訴えると思えば冬将軍の到来です、と再びの声。
 かくもにぎにぎしく過ぎたる一年は、いつしか二季と呼ばれいつも愛しきスマホと伴うに…。
畳の上に百人一首かるたを並べ、祖母、母の手作りのお節料理を届いた年賀状を眺めながら親戚一同と食す正月。これ全ては過去の風習と片付けられそうです。時の首相の発言や経済界の不祥事、地球儀上のあちこちで戦の勝利を誇る独裁者達。祇園精舎の鐘の声、と歌われた物語の時代と同じくみやびと軍記が時を同じくする混沌とした時代にめまいを覚えます。
 法律が上書きされても私たちの賃金や生活が天高く馬肥ゆる、とはまいりません。本年は文字は違えど午の年。情熱的で強い意志を持ちながらも激しさや変化を伴う年、と年末の占いの本にそうありました。
 おごれる人も久しからず、と物語は続きます。たけき者たちに巻き込まれぬ様、執行部一同しっかりと手綱を握って港支部のみな様と新たな一年を迎える所存です。本年もよろしくお願い申し上げます。そしてどうかご安全に。